シスコンな兄とツンデレな妹とその仲間達part2【浦島坂田船】

49『居酒屋』 ページ16

センラside

ブブ

休日の昼頃

動画投稿用の歌を歌っていたら、スマホが鳴った。

ちょうど終わるところだったから、それを見ると

うらたんからだった。


うらたセンラマン、今晩暇?

(今晩…？)

今日の今からの予定を確認する。

(今日は…何もないな。Aも大学の後バイトで夜遅くまでおらんし…)


センラ暇やで〜

うらたまじ?じゃあ、ご飯いこーよ

センラええね。どこ行く?

うらた行ってみたいとこあんだよね。そこでもいい?

センラええよ

うらたじゃあ、18時に駅前な

センラ了解〜


予定が決まると、Aに一応連絡を入れる。

センラ今日晩御飯食べてくるわ。Aも適当に食べてきてな


主人公side

ブブ

大学の講義中、鳴ったスマホに目を落とす。

センラ今日晩御飯食べてくるわ。Aも適当に食べてきてな


(…誰かと食べに行くんかな。まぁ、今日バイトだし、ちょうどよかった)

そう思いつつ、

A了解

とだけ送る。


そして、再び教授の講義へと、目を向けた。

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