シスコンな兄とツンデレな妹とその仲間達part2【浦島坂田船】

37『ゲーム』 ページ1

カチカチ

『あ、待って待って。お願い志麻兄待って！？』


志麻兄とゲームしてます。

置いてけぼりにされて、画面端で死にそう。


志｢ん？あぁ。ごめん見てなかったww｣

『これ協力プレイやのに…あ、死んだ』

志｢なんでwwwちゃんと待ってたやんww｣

『むずいやん。どうしたらいいん？』

志｢だから…ここはこうして、ここはこう｣

志麻兄が実際にやって見せてくれる。


『…ふむ。分からん！！』

志｢嘘つけwww｣

『えーっと？これをこう？で、ここはこう？』

志｢そうそう！やればできるやん｣

『伊達に志麻兄とゲームしてへんよ』

とドヤ顔。


志麻兄強いからね！倒すために頑張ったよ。


志｢せやなー。かれこれ…何年？｣

『んー…10年くらい？』

志｢え、そんなに？｣

『会ったの私が小学生のときやからね』

志｢こーんなにちっちゃかったのになww｣

と手でサイズ感を示す。懐かしいな。


『志麻兄は老けたやんねw』

志｢おい待てなんでやww｣

『やってもう30手前のおっさんやん？』

志｢そうやけど！！そうじゃないやん！？｣

『ww冗談やって！ww志麻兄は…何やろね。大人になった？』

志｢そりゃもうおっさんやからな｣

『歳とるのって早いね』

志｢はばぁみたいなこと言ってんな｣

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