これから。 (ページ6)

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Story5 ページ6

Side nb

　今日は蓮が退院して、初めて家に来た日。妊娠が判明した時、子供ができるので家が広い方がいいだろうということで一軒家を買い引っ越した。

dt「今日からここが蓮の家だよ。」

俺の腕の中で眠る蓮のほっぺを翔太はぷにぷにと触った。

nb「真っ白でふわふわしててマシュマロみてぇ」

dt「なんだそれ笑」

と言って2人で笑った。

　俺は育休をもらっているが翔太はそうもいかず次の日から仕事だった。

nb「何かあったらすぐ連絡しろよ。」

dt「分かった。行ってらっしゃい。」

nb「行ってきます。」

蓮を抱きながら見送った。

広い家に蓮と2人。家事をやってても眠くなっても途中で蓮が泣いてしまいどれも中途半端になってしまう。

　気づいたらもう翔太が帰ってくる時間でご飯を急いで作った。

nb「ただいまー」

dt「おかえり」

何とか間に合った。

nb「大丈夫だった？」

dt「うん、蓮けっこう大人しくて全然手がかからなかったよ。」

翔太に迷惑かけたくなくて本当のことを言えなかった。