Story13 ページ14
Side dt
5年後、、、
春が来て蓮は某男性アイドルグループに入所した。なんと、康二とラウールも一緒だった。小中高とみんなバラバラだったが定期的に遊んでいて、そこで3人全員がアイドルを目指していた事が分かりみんなで入所しようとなったらしい。
3人グループで幼なじみグループとして有名になり、最初はバックダンサーからでなかなかデビューまでは遠かったが、今では売れっ子アイドルグループにまで上り詰めた。
3年前に蓮は一人暮らしをはじめ、広い家には翔太と2人きりになった。だが、蓮はよく遊びに来てくれそんなに寂しくはなかった。
ある日の休日、ソファーに翔太と並んで座りながら見ていたテレビには蓮たちが映った。
dt「!!蓮!蓮が活躍してるところ最近よく見れてすごい嬉しい。」
nb「だな。」
司会者からの質問に尊敬している人というお題に蓮は
mm「俺は両親ですね。俺が高3の時、なかなかアイドルになりたいって言えずにいて家族で話し合ったんです。その時に両親は笑いもせず真剣に俺の話を聞いてくれて、入所した後も1番の味方でいてくれました。そんな両親がいつまでも尊敬してる人です。」
我が子にそう思ってもらえる親は一体どのくらいいるのだろうか。小さかった時の蓮と、翔太との日々を思い出した。決して楽しいことばかりではなかったし辛いこともあったけれどひとつひとつが俺にとってのいい思い出で涙が溢れてきた。
隣を見ると横にいる翔太も泣いてて、思わず抱きしめあった。それでも止まらない頬を伝う翔太の涙にキスをした。しょっぱくて少し苦かった。
これからもずっと蓮の1番の味方でいるよ。
Fin.
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血恐 政宗 - 尊い (10月21日 16時) (レス) @page3 id: 0423cd7255 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:荒木 | 作成日時:2023年6月22日 21時