荒野に咲き誇る紅い華 Ⅶ (ページ26)

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＊星屑ページ26

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TrackONE-IMPACT-レポ

Mr.ズドンの後シノソロ曲ありました。「星屑」というタイトルで手書きの歌詞がモニターに出てました。途中メンバーが出てきて歌うパートあり。バラード。作詞がJ.K./楢篠Aとなっていたので誰かとの共作かと。

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ジャニーさんがこの世を去った数日後、わたしはタッキーと二人で事務所にあるジャニーさんの部屋を掃除していた。

『綺麗好きなだけあって片付けるものもないんだけどね』

滝沢「まあまあ、」

『あ、この書類は？』

滝沢「それこっち置いといて」

『はーい。あれ？この鍵ってなんの鍵？』

滝沢「机の引き出しじゃない？」

『ふうん…あ、そうかも。開いた』

書類の下から姿を現した鍵で机にひとつだけある鍵付きの引き出しを開くと、そこには真っ白な封筒だけがぽつりと置かれていた。

見慣れたおじちゃんの字で、「Aへ」と書いてある。

『…タッキー？』

滝沢「どうした？」

『これ、』

滝沢「A宛だね。そこ座って読みなよ」

『うん…』

ソファに腰を下ろして恐る恐る封を切る。
中には二枚の紙が入っていて、おじちゃんからわたしへの手紙のようだった。

おじちゃんの字だ。
いつ書いたんだろう、紙が少し劣化している気がする。

文字の方に目を落として、ひとことひとことを噛みしめながらそれを読んだ。

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