現実からは逃げられない 4 ページ20
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全員が一列に並び手を繋ぐ
リリ「…行きます」
「「10.9.8.7.6.5.4.3.2.1...」」
バン、と花火が上がる
リリの花火は白色だった
石井「行きます。」
「「10.9.8.7.6.5.4.3.2.1...」」
バン、と花火が上がる
萌々果の花火は白色だった
箭内「…いきます。」
「「10.9.8.7.6.5.4.3.2.1...」」
バン、と花火が上がる
夢菜の花火は白色だった
箭内「っ…」
思わず涙がこぼれる夢菜
森高「行きます。」
「「10.9.8.7.6.5.4.3.2.1...」」
バン、と花火が上がる
愛の花火は白色だった
福本「っ、、ぅ…(泣)」
向井「莉子ちゃん…」
リリ「…っ(泣)」
田中「大丈夫？」
リリ「ん、、(泣)」首を縦に振る
残るは莉子とAの2人
泣いている莉子をちらりと見て
「、、行きます。」
「「10.9.8.7.6.5.4.3.2.1...」」
バン、と花火が上がる
ゆっくりと振り返るA
「えっ、、？」
それを見た瞬間、Aはその場に崩れ落ちる
Aの花火は、白色だった
「なんで…」
福本「、、ぅう…っ(泣)」
向井「っ、、」
田中「Aちゃん…立てる？」
力が抜けてしまったAに走り寄り支える樹
福本「行き、ま、すっ…(泣)」
「「10.9.8.7.6.5.4.3.2.1...」」
バン、と花火が上がる
鼻をすする音が様々な場所から聞こえる
莉子の花火は、赤色だった
福本「…夢菜ちゃん、リーダー頑張って。みんなのこと、海の家のこと、よろしくねっ…」
箭内「うん、うんっ…(泣)絶対復活させるからね、」
福本「愛ちゃん、っ、、お姉ちゃんみたいに接してくれて、ありがとう…(泣)大好きだよっ」
森高「愛も、大好きだよ莉子ちゃん。…っ絶対に復活出来るから、ねっ待ってて、、」
最後の会話を次々と行っていき
福本「Aちゃん…。ずっと、心配でっ…(泣)だけど何も助けてあげられなくて、ほんとにごめんねっ、、ごめん…(泣)幸せになってね、約束だよ…(泣)」
「怖い思い、させてごめんね。辛いよね、苦しいよね。ほんとうに、本当にごめんね…。復活させるから、だからまた会おうね。」
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砂時計を手に持つ莉子
福本「最後の1時間…康二くん、デートしてください。」
向井「うん。お願いします。」
離れていく2人の背中をみんながじっと見つめていた
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らる(プロフ) - ゆりかさん» コメントありがとうございます！最終章公開しましたのでどのような結末になるか楽しみにしていてください！ (2020年11月12日 23時) (
レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - mikkyさん» コメントありがとうございます！ハマってくださって嬉しいです^_^最終章公開しましたので最後までお付き合いください！ (2020年11月12日 23時) (レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりか(プロフ) - 翔太くんと結ばれたいです！！更新待ってます！！ (2020年11月12日 14時) (レス) id: ce3588ab80 (このIDを非表示/違反報告)
mikky(プロフ) - 更新ありがとうございます^ ^読むたびにどんどんハマっていきます！続きが気になります！またの更新、待ってます^ ^ (2020年11月12日 2時) (レス) id: 27e731af2f (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - らきさん» コメントありがとうございます！ついにラストが近づいて来ましたね…書きながらこっちもドキドキです(笑)最後まで宜しくお願いします！ (2020年11月12日 1時) (レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らる
| 作成日時：2020年11月5日 23時
