俺にはできない�� ページ27
深澤サイド
目黒「証拠も揃ったので、俺はできるだけ早くらぶちゃんにこのことを伝えた方が良いと思ってます。」
目黒「これ以上溝ができたままデビューする前に、ちゃんとぜんぶどうにかしないとって思ってます。」
岩本「…うん、目黒の言いたいことは分かった。話してくれてありがとう。」
阿部「…信じられないね。あんなにらぶのこと支えてくれてたのに、そんな神崎さんが…って。」
佐久間「ほんとに……」
話を聞いた後も俺たちはしばらく呆然としてたと思う。
ラウが涙を流しながら方を震わせてるのを舘さんが寄り添って慰めていた。
ラウール「酷いよ…なんでいっつもAちゃんばっかり、おかしいよ！」
向井「ラウ……」
ラウール「Aちゃん、何か悪いことした？なんで、、なんでみんな平気で人を傷つけられるの…？」
ラウール「後何回同じこと繰り返したら、Aちゃんは楽になれるの……？」
それは純粋な言葉で、あまりにも真っ白すぎて、自分の胸にも深く突き刺さった。
悪いことなんて何もしてない。
ただ、必死に努力して今の地位を掴み取っただけ。
それなのに…何度も何度も蹴落とされて、傷をつけられて。
そして、裏切られて。
胸が痛かった。
だからと言って俺が目黒と同じ立場だったら今みたいに出来ただろうか？
きっと無理だ。
その真っ直ぐさに自分の歪んだところが際立って見えて苦しくて仕方なかった。
.
.
向井「……らぶ、」
『…。』
向井「大丈夫？」
『……うん』
ラウール「手紙のこと、僕たち知らなかった。言って欲しかったよ。」
『うん、ごめんね。』
ラウール「僕たちのこと、頼れない？」
『そんなことは……』
向井「ラウ、待って。」
ラウール「みんなだって、心配じゃないの？もう二度と同じことが起きないようにしようって思わないの？」
目黒「おいラウールっ」
ラウール「大人って、変だよ。これが大人なら、、僕は大人になんてなりたくない。」
らぶのことを支える康二も、らぶのために真相を追求しようとする目黒も、らぶを救いたいって心から願ってるラウールも。
俺たちは一年長くらぶと過ごす時間があったのに…、全部が俺とは違いすぎて、全部が俺には出来ないことだと思った。
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こり - 1番好きな作品です。らるさんのペースで更新待ってます！ (2023年5月2日 7時) (
レス) @page43 id: 3ea7e1323f (このIDを非表示/違反報告)
うな！ - つづきが見たいです涙涙 (2023年2月22日 21時) (レス) @page43 id: 4785f44992 (このIDを非表示/違反報告)
佑妃奈(プロフ) - 柊真くんが出てきて嬉しいです!! (2023年1月5日 18時) (レス) id: 560bd373a9 (このIDを非表示/違反報告)
神崎(プロフ) - らるさん» いつまでも待ってます！ありがとうございます！😊 (2022年12月18日 21時) (レス) @page20 id: 570d2293d8 (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - 神崎さん» コメントありがとうございます！7ORDERについてヒロインと再会出来るのはずっと後なんですが、どこかで登場させたいとは思っています！中々タイミングが難しいのですがお待ちいただけると嬉しいです！ (2022年12月18日 15時) (レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らる
| 作成日時：2022年12月5日 12時
