ミラクルの裏側�� ページ40
風雅サイド
嶋崎「らぶちゃんおはようございます！」
「「おはようございます！」」
『あ、みんなおはよう〜ごめんね朝早く来てもらって』
岡崎「全然…今お忙しいって聞いてるので気にしないでください」
『ふふ、優しいね。とりあえず座ってくれる？』
年が明けて、Lilかんさいの結成とらぶちゃんのプロデュースが発表された数日後。
らぶちゃんから事務所に呼ばれてメンバー5人で会議室に入ると、そこにはらぶちゃんがファイルを持って待っていた。
すぐにお仕事の話やなって分かって、全員気持ちが引き締まる。
『はい、みんな揃ったね。今日はわたしのソロコンサートについてみんなにひとつお願いをしたいなと思ってます。』
當間「はい。」
『わたしのソロコンサートでの衣装替えの間、Lilかんさいのみんなに一曲歌ってもらいたいなって思ってるんやけど、どうかな？』
西村「えっ、、！」
風雅「俺らが…ですか？」
『うん。折角やし、お披露目も兼ねてどうかなと思って。』
嶋崎「え、やりたい…やんな？みんなも」
岡崎「やりたいです」
西村「うん、俺も是非お願いします！」
風雅「俺もやりたいです。」
當間「…満場一致やな。よろしくお願いします！」
『ふふ、良かった。』
俺たちがそう答えると、らぶちゃんは嬉しそうに笑った。
拒否するわけない。あんな大きなステージで、俺たちだけで立たせてもらえる機会なんてこれからそう無いはず。
みんなが戸惑いと嬉しさに顔を見合わせていると、らぶちゃんは再び俺たちに向き合った。
『……で、ここからがほんまに大切なお話です。』
風雅「…え？まだあるんですか？」
『うん。だってみんななら引き受けてくれるかなあって思ってたし。』
當間「大事な話って…なんですか？」
これ以上の大事な話なんて思い浮かばず、緊張気味の顔でらぶちゃんの答えを待った。
『うん。あのね、Lilかんさいにオリジナル曲をあげようと思ってます。』
『そして、その曲をこれからみんなに選んでもらいます。』
風雅「え、、」
嶋崎「ぇ、オリジナル曲、、！？」
岡崎「僕達が選んで良いんですか…？」
『うん、候補曲は三曲。今からみんなに聞いてもらって、今週中にどの曲にするのか返事が欲しいです。わたしはこれから撮影があるからもう出なきゃやけど…みんなで話し合って、納得のいく結論を出してください。』
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Canchi(プロフ) - 更新ありがとうございます！移行おめでとうございます。いつも楽しみに読ませていただいています！らぶちゃんの葛藤が胸に刺さってます。これからも更新頑張ってください！ (2022年12月5日 3時) (
レス) @page50 id: ffebc9cb66 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - リクです！丈くんとsnowmanで絡んでほしい！ (2022年11月4日 0時) (レス) id: c6bc947bda (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - ナギサさん» コメントありがとうございます。返事が遅くなってしまいすみません。14までシリーズ続いているのに一気読みしてくださって嬉しいです！今後も楽しんでもらえるよう更新頑張ります！ (2022年10月2日 23時) (レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ(プロフ) - 一気に読ませて頂きました。凄く読んでて寝れなくなるぐらいハマりました。ハンカチ片手に読ましてもらいました。楽しみにしてます。頑張ってください。 (2022年9月18日 8時) (レス) @page17 id: 1632e4ccbd (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - ダリアさん» コメントありがとうございます！こんなに長いお話を一気読みしていただけたなんて嬉しいです！今後も心を動かせるようなお話が書けるよう頑張ります！ (2022年9月4日 11時) (レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らる
| 作成日時：2022年8月12日 9時
