星は消えた�� ページ28
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『うん、、、昨日ジャニーさんが夢に出て来た。…覚えてるかな。初めて2人で旅行行ったの。北海道。こんなに美味しいもの食べるのはじめて！ってくらいたくさん色んなものを食べさせてくれて…ずっとわたしと手握って歩いてくれたやんなあ。』
『わたしとさ、ジャニーさんがラベンダー畑にいるん。ジャニーさんがあの、、ビデオカメラを持ってて、わたしを撮ってて。もっと良いアングルで撮りたいからって「こっちの方が綺麗だからおいで！」ってわたしのこと呼んでさ(笑)』
『わたしも、ジャニーさんも笑ってた。楽しそうに。…楽しかったなあ、、あの頃は。わたしも子どもでさ、この世界のことなんてなんにも知らんかったからこれから自分がどうなるかなんて知らずに無邪気に明るい未来だけ想像しててさ。楽しかった…ね(笑)』
『この手……大好きやったなあ、、』
良い思い出ばっかりじゃない。
嫌なことだって多かった。
けどやっぱり…この手は好きやったな。
藤井「あ、、康二」
ゆっくりそんなことを考えていると流星くんの声がして扉の方へ目を向ければ、ジーコと岩本くんが2人で並んで立っていた。
向井「撮影切り上げて帰って来たって聞いて…迎えに来た。」
重岡「2人もこっち来いや」
岩本「…お疲れ様です、失礼します」
向井「ジャニーさんと話してたん？」
『…昨日見た夢の話…してた。』
向井「どんな夢？」
『ジャニーさんと、北海道行った時の』
向井「あ！覚えてんで、お土産持って来てくれたやんな〜」
『ふふ、、うん、』
向井「今日は俺らとご飯食べに行こうや。3人で。どう？」
『うん…良いよ。』
向井「またそんとき、ジャニーさんの話いっぱい聞かせてな」
『…うん。』
しばらくジャニーさんの手を握ったままのわたしにジーコはそっと寄り添ってくれた。
日が暮れるくらいまで、そうしていたと思う。
大野「じゃあ…またね。」
『うん、おおちゃん、今日は来てくれてほんまにありがとう。』
大野「どういたしまして。」
最後にわたしを抱きしめてくれたおおちゃんは、生きている人間は…やっぱりあったかかった。
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らる(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます！まだまだ色々ある予定ですが、本当の仲間になれるまでヒロインちゃんを見守ってあげてください🙇♂️ (2022年2月26日 11時) (
レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - ゆゆさん» コメントありがとうございます！兵庫からフェリーが出てるのは知ってたので兵庫かと思っていました！調べたら香川県ですね、すみません。訂正しておきます。本当にありがとうございます！ (2022年2月26日 11時) (レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - いつも更新楽しみにしています！！！細かいことかもしれませんが、小豆島は香川県だと思います、、、！ (2022年2月26日 10時) (レス) @page23 id: b1bcca9ccf (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - よーこさん» ありがとうございます！今後も楽しんでいただけるよう更新頑張りますね〜！ (2022年2月24日 16時) (レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 楽しみに読んでます！そろそろ仲間としての愛を知ってほしいーー！！！笑 (2022年2月24日 12時) (レス) @page20 id: 48bc5b5ae1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らる
| 作成日時：2022年2月13日 11時
