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腕の力が緩んで振り向くと、知らない男の人が立っていた。
『だ、誰…』
「…Aちゃん。やっと会えたね。」
『やめて、こないでっ…』
「なんで？どうして拒否するの？僕はこんなにいつもAちゃんを見てたのに…」
『やだっ、、』
「Aちゃんは僕と一緒にいるべきだよ。Aちゃん可愛いね。Aちゃん…やっと僕のものに…」
『っ近付かないで！！』
「…どうして、、」
『やだ、やだ来ないでってば、、！』
「なんで僕を怖がるんだ！！僕はただっ…Aちゃんのことが好きなだけなのにっ！！」
手首を掴まれて壁に押しつけられる。
離れようにも力が強くて振り解けない。
怖くて仕方ない。なんでこんなことに？
今までのも全部この人が…？
離れないと、
とにかくこの人から離れないと…
階段のそばに寄ってそこから逃げようと試みた。
その時…
「Aちゃんは僕のものだ！！！！誰にも渡さない！！！」
『っあ、、、』
「っ！？！？」
『、、、っ！』
引っ張られた方と反対の方へ逃げようと力を込めた。
その瞬間にずるりと階段から足を踏み外したわたしはふわりと宙に体が浮いた。
やばい…！
その数秒後、身体や頭に強い衝撃を感じる。
だんだんと視界がブラックアウトしていって、
最後に見たのは、あの男の人が慌てた様子でその場を去っていく場面だった。
.
＊SixTONESファンクラブ メール伝言板 2020/10/23号→←☆
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らる(プロフ) - りかちゃまさん» コメントありがとうございます。今後ともこの作品をよろしくお願いします！ (2021年1月30日 2時) (
レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
りかちゃま(プロフ) - いつも更新楽しみにしています。 (2021年1月29日 22時) (レス) id: 09587eedf4 (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - はるさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです。更新頑張りますのでこれからも宜しくお願いします！ (2021年1月19日 11時) (レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 昨日からこのお話を見つけてずーっと読んでいました！笑ほんとに素敵なお話で個人的にはふっかさんのお話が1番大好きです、、！(いきなりすいません！) (2021年1月16日 11時) (レス) id: 0ec20983b4 (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - スノスト担さん» コメントありがとうございます！これからも頑張って更新しますのでどうぞよろしくお願いします！ (2021年1月11日 14時) (レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らる
| 作成日時：2021年1月9日 0時
