＊守るということ ページ24
永瀬サイド
滝沢「じゃあ、予定通り4日のラジオから仕事再開でいいかな？」
『うん。いっぱい迷惑おかけしてすみませんでした。ここからお仕事のリズム取り戻して年明けまで頑張るので宜しくお願いします。』
滝沢「Aが謝ることじゃない。期待してるから頑張ってね。」
『めちゃくちゃ頑張るし、全部取り戻してみせるから見ててね(笑)』
滝沢「ははっ！(笑)それは楽しみだな(笑)」
『ふふ(笑)じゃあリハ行ってくるね。』
滝沢「うん。…気をつけて、」
『はい。タッキーありがとう。』
滝沢くんから話があるってマネージャーから聞かされて部屋の前まで行くと聞こえてきたのはシノらしき女の子との会話。
シノ、もう復帰するんやな。大丈夫かな。
あんな風に傷つけられて、心が傷ついてないはずない。
それやのにシノは優しいから相手のこともすぐに許してあげるし、自分の不注意で、って簡単に言ったりする。
その優しさが、俺は辛い。
『…あれ、れん？どうしたの？』
永瀬「あ、いや…マネージャーから滝沢くんに呼ばれてるって聞いて」
ぼーっとしてるといつの間にかシノが部屋から出てきてて俺を見て目を丸くした。
『タッキー、れん来てるよ。呼んだの？』
滝沢「ん？いや…？」
『なにそれ(笑)』
滝沢「呼んでないと思うよ(笑)」
『ええ〜(笑)れん、呼んでないってさ(笑)』
永瀬「マジか(笑)じゃあ俺戻ろかな、」
『わたしこれからレッスン室戻るし一緒に行かない？』
永瀬「お、ええよ。行こ。」
『ふふ、やった〜』
Aを見てるとこの間の紫耀の言葉を思い出す。
あのあと次の日には紫耀は俺に「余計なこと言ったならごめん」と謝ってきた。
…紫耀は何も間違ってへん。
俺は勇気がないくせに、親友やからってことを言い訳にしてこの関係にずっと甘えてきた。
ほんまはずっと前から物たりひんと思ってたくせに。
図星をつかれたから、ついカッとなってしまった。
.
☆→←＊Harry Winston Xmas CM(2020.11.1)
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らる(プロフ) - りかちゃまさん» コメントありがとうございます。今後ともこの作品をよろしくお願いします！ (2021年1月30日 2時) (
レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
りかちゃま(プロフ) - いつも更新楽しみにしています。 (2021年1月29日 22時) (レス) id: 09587eedf4 (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - はるさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです。更新頑張りますのでこれからも宜しくお願いします！ (2021年1月19日 11時) (レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 昨日からこのお話を見つけてずーっと読んでいました！笑ほんとに素敵なお話で個人的にはふっかさんのお話が1番大好きです、、！(いきなりすいません！) (2021年1月16日 11時) (レス) id: 0ec20983b4 (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - スノスト担さん» コメントありがとうございます！これからも頑張って更新しますのでどうぞよろしくお願いします！ (2021年1月11日 14時) (レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らる
| 作成日時：2021年1月9日 0時
