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高地サイド







"今年の楢篠Aは凄い"


サマステが始まった頃、どこからともなく聞こえてくるようになったその言葉。


シノが凄いのはいつものことだし、何がどのように凄いのか…。俺はずっと気になっていた。




高「あ、樹」


田「高地じゃん、リハ?」


高「うん。」


田「次どことやんの?」


高「シノがいるとこだよ」


田「ふうん…まあ、腰抜かすなよってだけ言っとくわ(笑)」


高「みんなそれ言ってっけどさ、どういう意味なわけ?」


田「見たら分かるべ。マジでアイツ最強だわ」


高「へえ、、」


田「あんな化け物みたいなヤツがいるグループがウチで良かったなって、超思った(笑)」


高「化け物って(笑)」


田「ま、楽しみにしとけ」




そしてやってきたシノのいるチームとの対決公演。


特にシノに変わった様子はないし、いつも通りステージを楽しんでいると思う。

どちらかといえば、公演が幕開けする前より顔色が良くなったような気はするけど…。まあそれは良い変化だし。



チラチラとシノの方を気にしながら公演は進む。

そして、俺の頭に雷が落ちたような衝撃が突然やって来た。




白いスモークの中にぽつりと佇む真っ白な服を着たシノ。

立っているだけで会場の空気がガラッと変わった。



歌い出してからは、俺はもうシノの虜だった。

瞬きすら惜しい。
ずっと見ていたい。


まるで何かを慈しむかのように歌うシノの姿に会場にいる誰もが魅了されてゆく。



鳥肌が立って寒気がする。
なんて恐ろしいんだ、と。

俺たちは今、素晴らしいステージを見ている。
その子は、俺と同じグループの仲間で、


つい数ヶ月前まであんなに苦しんでいた女の子。

その子が憑物が取れたように両手を広げる。



感動が熱を帯びた波のように伝わってくる。

完全にシノがこの場を支配しているのが分かった。


一体この子はどこまで成長を続けるのだろうか。



隣に立つことすら怖いと思ってしまうほどの彼女の圧倒的なオーラ。
きっと今の俺が隣に立っても霞んで消えてしまうだろう。


気がついたときには、俺の頬に涙が伝っていてこれから更に才能を花開かせていくであろうシノに恐れおののいた。








.

*昇華→←*戦慄



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らる(プロフ) - あやめるさん» コメントありがとうございます。現在下書きを進めていますので、リクエストに答えるのが遅くなってしまうかもしれませんが、こちらにお願いします! (12月17日 21時) (レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
あやめる - リクエストってここに書いた方が良いですか? (12月17日 19時) (レス) id: a1493b1ce1 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (12月12日 9時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らる | 作成日時:2020年12月1日 9時

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