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*濁した答え ページ28

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"シノ、ドライブしよっか"



こちくんにそう誘われたのは突然のことだった。
SixTONESになることを発表して、あの出来事があって退院してすぐのこと。





『ごめんっ、お待たせ』


高「いいよいいよ、ほら乗って」


『助手席…良いの?』


高「いいに決まってるよ。隣乗って。」


『ありがとう…。後、撮影所まで来てくれてありがとう。』


高「シノ忙しいから、たまにはリフレッシュもどうかなと思ってさ。」


『こちくん優しい〜、ありがとね。』


高「これくらい当たり前だよ(笑)」




あれからみんな目に見えてわかるほどに過保護になったと思う。

どこか行くにも常に誰かが一緒だし、ひとりで行こうものならどこに行くの?とみんなに聞かれる。
本当はひとりでドラマ撮影に行ってるのも不安…と言われたほど。



ただ、そんなみんなの姿をどうしようもなく申し訳なく感じるわたしがいた。

あんなことをしなければ、みんなこんなふうにわたしのために気を張っていなくても良かったかもしれないのに。


みんなが「そんなことない、」と言ってくれるのは分かっていたけど、どうしてもそんな思いがどこまでもわたしに付きまとっていた。




高「今日俺さ、久々にピンで撮影呼んでもらったよ」


『えっ!おめでとう!!』


高「なんか…シノめっちゃすげえなって思ったわ」


『なんで?わたし?』


高「こんなさ、心細い思い毎回してたのかなーって」


『ふふ…誰もいないと寂しかった?』


高「まあ(笑)いっつも楽屋に誰かいて笑ってたからな〜。シーンとしてんのはちょっと嫌だったかも」


『こちくん寂しがり屋〜』


高「おいやめろよ(笑)」



時折チラチラとわたしの表情を伺いながら運転するこちくん。

そのうちわたしへの質問大会が始まって、今回のドラマはどんな感じなのかとか共演者と話せているのかとか色んなことを聞かれた。


だけどこちくんはずっと考え込んだ顔をしていて、聞きたいのはそれじゃないんだろうなあ…ってなんとなく感じ取る。







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らる(プロフ) - あやめるさん» コメントありがとうございます。現在下書きを進めていますので、リクエストに答えるのが遅くなってしまうかもしれませんが、こちらにお願いします! (12月17日 21時) (レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
あやめる - リクエストってここに書いた方が良いですか? (12月17日 19時) (レス) id: a1493b1ce1 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (12月12日 9時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らる | 作成日時:2020年12月1日 9時

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