にじゅうに ページ32
utside
「俺も手伝いますわ」
「おっ！大先生が居るとすぐ終わりそうやわ〜
じゃあチキンライスつくんの手伝ってな」
そう言ってA先輩は冷蔵庫から鶏肉と玉ねぎを出した
そしてまな板をシンクの隣へ置き包丁を1つ出し、俺に渡してくる
「切る系は任せた！」
と言い調味料を準備する
俺はすぐに作業に取り掛かった
鶏肉は1.5cm角に切る、身のそばにある黄色い脂肪も忘れずに取り除く
まな板を水洗いする
肉とかそこら辺のやつを切ったりしたら無性に洗いたくなるのだ
テレビで見た食中毒のやつのせいなのだろうが
洗い終わったら、1度綺麗な布巾でふき、玉ねぎを1.5cm四方に切る
ちなみに眼鏡が防いでくれているので涙の心配はなし
トントンと切る音がなる
(トントン…とんち…？
みんなお肉後回しにしたらええやんって思ったやろ？
俺のこだわりやねん見逃してぇ)
あと夜音先輩がいつの間にか出していてくれたパセリをみじん切りにする
横でジューとなにかが焼けている音がする
バターの香りがいい匂いで無性にお腹が減ってしまった
バターが溶けきったところで夜音先輩は鶏肉と玉ねぎを入れる
「夜音先輩、この時点でもう食べたいんですけど」
「おう、食べるか？生の鶏肉」
「やめときます
あぁん、もう追いかけてこないでぇー」
そうな茶番をしているうちに鶏肉の色が変わり、玉ねぎも透き通っていた
俺は塩とこしょうを持ってきて振りかける
その間に夜音先輩が待ってきたご飯を入れ、ほぐしながらフライパン全体に広げる
台所にはいい匂いでいっぱいになっていた
「どうっすか？」
「ええ感じやで！」
「や、やばい…めっちゃ美味しそう…！」
「ゾムよ、もう少し待ってくれ」
「はーい」
そう言いながら2人とも戻って行った
多分さっきのやつの片付け…というよりか七並べを二人でやっているのだろう
まず七並べって二人でできるのだろうか
少しするとご飯が少しパラリとしていた
俺はそこにトマトケチャップ大さじ4を加えて卵の作業に移る、あのパセリは入れてくれるそうだ
軽量カップを用意し、その中に卵をふたつ入れる
白身が残らないようにキレイに混ぜる
ちなみに白身の塊が残ってるとフライパンに広げにくいので注意だ
これが結構難しく、俺でもやっと最近できたぐらいだ
パッと見簡単やねんけどなぁ…
「夜音先輩どうです？」
「バッチリ！」
「やったぜ」
その後1人分ずつ作り、完成した
料理をリビングに持っていく
もじすぅ…
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ユウ(プロフ) - 梓姫さん» え？ありがとう？ちょっと？報告していただき？ありがとうございましたぁ！！！┏○ﾍﾟｺ (2020年8月3日 23時) (
レス) id: f3556bc2cb (このIDを非表示/違反報告)
梓姫(プロフ) - あれ…クラレルフィアじゃね…？あれ？僕がおかしいんですか？あるぇ？ (2020年8月3日 17時) (レス) id: 24f3d6660f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霜月ユウ | 作成日時：2020年7月13日 21時
