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侯隆のことは変わらず、好きだ。
眠れない夜にその姿が思い浮かび、夢にまで出てくるほどに。
なのに…………
安田さんのことを突き放せない自分がいるのも事実で。
あんなに真っ直ぐに好きだなんて伝えられることがないから、わたしを認めてくれる、求めてくれる彼にどうしようもない安堵と居場所を感じてしまっているのだ。
こころが、ゆれる、だなんて。
特別見た目が整っているわけでも、スタイルがいいわけでも、人に自慢出来る特技があるわけでも、性格がいいわけでもない。
そんな自分が、なにを少女漫画のような悩みを抱えているのだろうか。
どう考えたって笑い話だ。身の程を知れ、と自分を罵る毎日。
……………なら、どうして
こんな、なんの取り柄もないわたしを、安田さんはあんなにも好きだと言ってくれるのだろうか。
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なのはなさいた(プロフ) - 更新ありがとうございます！続きが楽しみです！応援してます！ (2019年3月27日 3時) (
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作者名：uu | 作成日時：2019年3月7日 0時
