理人side 1 ページ18
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A「はい、お待たせしました〜」
『やべー！うまそーー！』
目の前にはAさん特製オムライス
俺がAさんが作る料理でこれが一番好きと言ってから、いつでも作れるように材料をストックしてくれているらしい
そういうAさんの優しいところが大好きだ
A「ケチャップライスまだ残ってるからおかわりしたかったら言ってねー」
とスプーンを渡してくるAさんの頭を撫でる
A「ほんと理人はすぐ頭撫でるんだからーー」
『あれ、嫌だった？』
A「……嫌じゃない」
『へへっ、かわいい』
可愛過ぎて俺はもっと強く撫で回した
Aさんは、やめてー！と言いながら嬉しそうに笑った
何気ないこの時間が今の俺の一番の癒しになっている
「「ごちそうさまでした〜〜」」
俺は食器を片付けて流しに持っていく
『Aさん、先シャワー浴びる？』
キッチンから顔を出してそう聞くと、なぜかAさんは俺の方を向いて正座をしていた
『え？どしたの』
A「ちょっと、こっちきて」
Aさんの真剣な顔を見て自分が何かしてしまったんじゃないかとここ最近を振り返る
が、何も思い当たらず俺はそのままAさんの前に同じように正座で座った
A「…ずっと話したいと思ってたことがあって」
『は、はい…』
怖すぎる切り出し方に俺は変な汗をかく
A「……私、小さい時からの夢があってね」
『…ゆめ？』
A「そう、本当はずっとアーティストになりたいって思ってたの」
Aさんは下を向きながらポツポツと話し始めた
A「オーディション受けたりしてみたこともあってね……あ、もちろんそれは全然ダメだったんだけど
2年前そろそろ進路決めなきゃーって時に最後って思って受けたオーディションもやっぱダメで、それでもうアーティストは諦めて先生になるって決めたんだけど
最近になってね、やっぱりもう一回挑戦してみようと思ってます………」
『そ、そうだったんだ…』
突然の告白に頭が追いつかない
(えっと、Aさんがアーティストを目指してるのか…そうか、アーティスト……)
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あいう(プロフ) - 本当にこのお話大好きです（ ; ; ）続きが気になります、、！更新ずっと待ってます😭♡ (6月6日 19時) (
レス) @page28 id: e27a4b5f22 (このIDを非表示/違反報告)
ぷっち(プロフ) - コメント失礼します！この作品を見つけた時から楽しく読ませてもらっています！この作品の理人くんが大好きなので今後の更新も楽しみにしています^^ (2023年1月29日 22時) (レス) id: 85dbd2df30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな | 作成日時：2023年1月25日 21時
