私を見てくれる人 5 ページ17
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ガチャガチャ、ガチャン
京介「よし、じゃあ帰るかー」
京介さんはスタジオの鍵をカチャカチャいじりながら私の前を歩く
『あの、こんな遅くまですみませんでした…』
私たちがスタジオに入ったのは19時、トレーニングに夢中になっていたのか気づけば22時を過ぎていた
京介「そういう時はすみませんじゃなくて、ありがとうって言えばいいのー」
『あ、ありがとうございます』
京介「よくできました、はいこれ」
そう言って京介さんはポケットから何かを取り出し、いきなり私の口に入れた
『！？
……ん、甘い』
京介「それ俺オススメのはちみつ飴、喉にいい感じするでしょ？」
『はい、美味しいです笑』
京介「最近ハマってるんだよねーこれ」
そんな話をしながら建物を出ると
京介「あ、理人」
『えっ、』
理人というワードに反応して前を見ると、大夢さんと楽しそうに話しながら歩いてくる理人がいた
理人「あれ！Aさんじゃーーん！
……っと、京ちゃん！？」
理人は驚いた表情で駆け寄ってくる
『実は京介さんにボイs…っ」
京介「たまたまそこで会ってさ！
……だから、ちょっと話してたんだよ！」
なぜか京介さんはトレーニングをしていたことを隠した
(黙ってた方がいいのかな…？)
理由は分からないがとりあえず合わせないとと思った私は
『そ、そうそう！たまたま会って』
と続けて話した
理人「えー！なんかAさんとメンバーが仲良くなるって嬉しいもんっすね」
理人はニコニコしながら私の頭を撫でた
大夢「Aさん、こんばんは」
理人の後ろから大夢さんがひょこっと顔を出した
『あっ、大夢さん！こんばんはー』
大夢「ほら京介！俺たち邪魔だから早く帰るよ！」
京介「ああ、…うん」
「じゃあ2人も気をつけて帰ってねー」と、大夢さんは京介さんの腕を引っ張って歩いて行った
理人「まさか偶然Aさんに会えるなんて」
『ね！びっくりしたー』
理人「……明日Aさん予定ある？」
『いや、ないけど』
理人「俺も明日レッスン午後からだから…」
『……うち泊まる？っわあ！！』
理人が私に抱きつく
理人「泊まるー！！」
実は最初から理人に話したいことがあった私は、泊まらないか聞こうとしていた
そう、アーティストを目指そうか悩んでいることを話そうと思って
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あいう(プロフ) - 本当にこのお話大好きです（ ; ; ）続きが気になります、、！更新ずっと待ってます😭♡ (6月6日 19時) (
レス) @page28 id: e27a4b5f22 (このIDを非表示/違反報告)
ぷっち(プロフ) - コメント失礼します！この作品を見つけた時から楽しく読ませてもらっています！この作品の理人くんが大好きなので今後の更新も楽しみにしています^^ (2023年1月29日 22時) (レス) id: 85dbd2df30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな | 作成日時：2023年1月25日 21時
