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千冬side
「ん?あれ?」
Aさんが指差す方に目をやると、そこにあったのは綿菓子、またの名をわたあめだった。
「A、わたあめ知らねぇの?」
『わたあめ…。初めて見た』
「甘くて美味しいっすよ!俺、買って来ます。
場地さんと一虎くんも食べますか?」
「いや、俺はいい」
「俺もいーや」
「うっす」
わたあめを渡すと目をキラキラさせるAさん。
可愛い。無意識なんだろうか…。
『!美味しい…』
キラキラしていた目が、さらに輝きを増した。
「Aさん、甘いの好きなんすね」
『そうみたい…?』
「ふは、なんすかそれ」
彼女の曖昧な返事に思わず笑ってしまう。
『今まであんまり食べなかったから…』
「じゃあ、今度駅前にできたカフェ行きましょうよ!
"ケーキが美味しい"ってタケミっちが言ってました」
『!うん、行きたい』
ヒナちゃんとのデートを自慢された時は、リア充が惚気やがって…くらいにしか思っていなかったが、ここで役に立つとは。
タケミっち、ありがとう。
『千冬くん』
「?はい」
『わたあめ半分コ、する?』
「!……ッス」
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夢花第二号(プロフ) - 最後びっくりしすぎてスー◯はるさめの坦々麺味が気管に入った…喉痛ィ… (2022年2月10日 16時) (レス) @page50 id: 4035e5a938 (このIDを非表示/違反報告)
あ - ああああー!しんどい!泣く!!けどめちゃくちゃすき!!更新応援してますー! (2022年1月15日 0時) (レス) @page50 id: 20a21f2625 (このIDを非表示/違反報告)
モコロ - この作品面白いーー!!!ああーー!!(?)ケンチンーー!!!死ぬなーー!!!ああーー!!←(うるさい)更新頑張ってくださいーー!!主人公助けてーー!!!タケミッチー((((うるさい) (2021年12月28日 11時) (レス) @page45 id: 9584a9e843 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(比古)(プロフ) - もしやその心臓…ドラケンにかな (2021年12月8日 4時) (レス) @page38 id: f1c378431b (このIDを非表示/違反報告)
ワカメチャン - ドラケン…ドラケンンンンンンンン! (2021年12月5日 23時) (レス) @page37 id: bf3a83fab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊楓 | 作成日時:2021年10月15日 12時