教えてあげる 前編 feat.SILKROAD ページ31
『…あにぃ、くすぐったい』
「じゃあこっち向けばいい」
膝の上に乗せてたAを、俺側に向かせた。
シルクがいない時だけに出来る特権だ。
相変わらず惚けたような顔で俺を見上げている。
これに周囲の男は弱い。特に彼氏。
「随分とまぁ、つけられたな」
『ん?』
緩いセーターの首元から見える、沢山の痕。
Aは不思議そうにそれを見つめる。
『あにぃはこれ何か知ってる?』
「…は?」
『あとシルクが私の事襲いたいって言うんだけど、どういうこと?』
言葉を失うとは、まさにこの事だ。あのチビが手を出さないんじゃなくて、Aが無知すぎる。
アドバイスしたいようなイタズラしたいような気分になって、俺はAの肩を掴んだ。
→続きます
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よる - .......た、ぶん。 (2019年8月17日 20時) (レス) id: 3bec8c6e5b (このIDを非表示/違反報告)
よる - ひなさん» お酒ですよ。 (2019年8月17日 20時) (レス) id: 3bec8c6e5b (このIDを非表示/違反報告)
ひな - ドクペって何ですか? (2018年10月14日 10時) (レス) id: 156267eea4 (このIDを非表示/違反報告)
みーやー - 初めて読むんですが、おもしろくてかわいい小説ですね。素晴らしいです (2018年9月27日 19時) (レス) id: eb57ffa2b0 (このIDを非表示/違反報告)
すみコ - 初めて読みます!そして、面白いので、続編期待してます! (2018年9月8日 17時) (レス) id: 6b18a24f6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蓮 | 作成日時:2017年2月15日 20時