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充電中 feat.SILKROAD ページ28

『……はぁ』

ため息をついても、視線の先の彼はパソコンとにらめっこ中。

じっと見つめていると、視線をあげた彼と目が合った。

「終わってからね」
『わかってますよ、』

そう言って、またパソコンをやりはじめた。
無機質なマウスの音が、やけに響いた。

イヤホンをつけてスマホをいじると、丁度マサイくんからLINEが来ていた。

マサイ今何してる?
Aシルクの家だけど、編集中
マサイあ〜俺が編集頼んじゃったせいだな。ごめん!
Aだいじょーぶ

「Aさん」
『わ、シルク』

私からイヤホンを取り、背中に寄りかかる彼。
私のスマホを見て、むっと顔をしかめた。

「さっきから呼んでたのに」
『ごめん、』
「ほら、構ってあげるからこれは没収」
『あ、』

ひょいと取られたスマホ。マサイくんごめんね。
そして突然重ねられた唇。

『…怒ってる?』
「ちょっと」
『さっきの私もそうでした、』
「…ごめんな」
『んふふ、いいよ』

ぎゅううと抱きしめられる体。長く日に当たっていたせいか、太陽の匂いがした。

『苦しいってば』
「充電中」
『…あとどのくらい?』
「あと1時間」
『長い!』

彼の体を押そうと手を伸ばすと、見切ったように手を掴まれた。

「なに、逃げようとしてんの?」
『シルク、っ』
「…構ってほしいんでしょ、」

すとんと床に倒される体。彼はわざとらしく舌なめずりをしながら、私を見つめた。

「はーい、あと3時間に延長ね」

「Aの声、たぁっくさん聞かせて、」

充電完了まで、あと何時間?

3/19ひーさんリクエスト

ぐちゃぐちゃに、 feat.MASAI&SILKROAD with brother→←どっちでしょう feat.MOTOKI



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よる - .......た、ぶん。 (2019年8月17日 20時) (レス) id: 3bec8c6e5b (このIDを非表示/違反報告)
よる - ひなさん» お酒ですよ。 (2019年8月17日 20時) (レス) id: 3bec8c6e5b (このIDを非表示/違反報告)
ひな - ドクペって何ですか? (2018年10月14日 10時) (レス) id: 156267eea4 (このIDを非表示/違反報告)
みーやー - 初めて読むんですが、おもしろくてかわいい小説ですね。素晴らしいです (2018年9月27日 19時) (レス) id: eb57ffa2b0 (このIDを非表示/違反報告)
すみコ - 初めて読みます!そして、面白いので、続編期待してます! (2018年9月8日 17時) (レス) id: 6b18a24f6d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年2月15日 20時

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