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花のような君 feat.SILKROAD ページ17

「……マジかよ」

開いた口が塞がらないとは、このことを言うのであろう。

俺の視線の先にはAの姿があった。しかも寝ている。…俺のベットで。

「A?」

声をかけても、優しく肩を叩いても、彼女は気持ちよさそうに寝たままだ。

「どうすっかな、」

同じベットに座り込みながら、彼女の髪を撫でた。
さらさらとしていて指通りがよく、甘い香りがする。

『ん、』
「うぉ、っA?」
『シ、ルク…』

ぎゅうと心臓を掴まれるようなか細い声を出しながら、彼女は目を開けた。

「まだ眠いんだろ?寝てていーよ」
『シルクもいっしょに、ねよ?』
「ほえ?」

不意に引かれた右手と共に、ベットへと沈んだ。
先程よりも強く香る甘い匂いに、体温が高くなった。

『シルク…いやなの?』
「嫌じゃないです!全然!」
『よかったぁ…』

俺の中で危険信号が飛び交う。主に下が大変なことに、いや違う、違うんだ静まれ俺の下半身。

__突然、俺の唇に触れる何か。

「へ、あ、?」
『おやすみ、の、ちゅー』
「…ズルいよ、こんなの」

体を起こして、彼女に跨る。枕に広がるくるくるの髪が、妙に色っぽくて、喉が鳴った。

『シルク…?』
「可愛い、んっ」
『は、っん、んん』

理性なんてとうにぶっ飛んでいて、何もかもどうでもよかった。

ただ、目の前のAを、食べることのみ。


花の匂いに酔う蜂のように

3/6cloudさんリクエスト

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よる - .......た、ぶん。 (2019年8月17日 20時) (レス) id: 3bec8c6e5b (このIDを非表示/違反報告)
よる - ひなさん» お酒ですよ。 (2019年8月17日 20時) (レス) id: 3bec8c6e5b (このIDを非表示/違反報告)
ひな - ドクペって何ですか? (2018年10月14日 10時) (レス) id: 156267eea4 (このIDを非表示/違反報告)
みーやー - 初めて読むんですが、おもしろくてかわいい小説ですね。素晴らしいです (2018年9月27日 19時) (レス) id: eb57ffa2b0 (このIDを非表示/違反報告)
すみコ - 初めて読みます!そして、面白いので、続編期待してます! (2018年9月8日 17時) (レス) id: 6b18a24f6d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年2月15日 20時

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