Queen of the Forest 【2/b/r/o】 (ページ11)

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11.そろそろページ11

貴方said

『私の親は人間ではありません』

チラッとおついちさんの方を見る、少しだけ困った様な顔をしていた。

『私は取り替え子と言って、幼い時は人間の親に育てられました。けれど、妖精の親に育てられた人間は死んでしまったそして私は人間の親から離されこちらに連れてこられたんです。』

がたっとソファーの所から音がする、二人が起きたようだ。
『おはようございます』

「おはよ～、ん？」
「これかけてくれたのか、ありがとな」
「なんの話してるの？」

『私の親の話です』
「えっ、俺達も聞きたい」

『いいですけど、そんなに面白くないですよ』
～～割愛～～

『私の親の正式名はオベロンとティターニアといいます。』

それを聞いた時3人はギョッと目を開ける
人間でも知っているくらいなのか、

「その二人の子供のAちゃんならなんで完全な人間の姿なの？」

『おついちさんの言う通り、今の私は本来の姿ではありません』

「じゃあ、」

『姿を変えるのは魔力を結構使うので疲れるんです』

3人がしょぼんとする

『けど、こうして会うのも何かの縁だと思うので見せてあげます』

『この中で一番魔力のある人は誰ですか』

「「兄者」」

『では、兄者さん私の目の前に来てください』

『両手を私と繋いで、おでこをくっつけます。そのまま目を瞑って』

大きく長く息を吐くように…