檸檬のカオリ、私のヒカリ１

５話 ページ6

東海林「そろそろ説明してもらおうか？」

真嶋「別に何もないよ
臨床検査技師の資格を取りに行っただけ」

東海林「まあ…無事で良かったよ」

十人中十人が納得しないであろう説明で
東海林はそれ以上を聞くことはしなかった

東海林「ミコトが来てくれた上に
マコトがMT(臨床検査技師)の資格取ってくれて助かったよ
私が中堂班に回されるとこだった」

会話をしながらも次々に貼られていく名前
筆頭医であるミコトの名前の下には
『臨床検査技師：東海林夕子』更にその下に
『記録補助：久部六郎』の文字が並ぶ

久部「中堂さんってどういう人何ですか？」

東海林「触らぬ神に祟りなし
カオナシみたいなもん
ついでに言えばマコトはスナフキンかな」

久部「カオナシとスナフキン？」

真嶋「やめてよ、私の事は例えないで」

三澄「同じ解剖医としては
もう少し協力体制取りたいんだけどね」

東海林「ヘッヘー無理無理！
あっでもさ、ああ見えて
中堂さんってバツイチらしいよ」

真嶋「どこ情報なのよそれ」

三澄「えっ結婚できたの！？」

東海林「ハッハッそれよ」

久部「二人案外酷いですね」

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