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よーし、作るぞ!

私が作ろうと思ったのは揚げ餃子。と言っても普通のものだけでなく、兄者さんの好きなピザ味など様々な味のタネを入れるつもりだ。
揚げたら外から見たら色は一緒だし、ゲーム好きの3人なら楽しんでくれそう、と思ったのだ。そして付け合せには私の好きな中華スープ。

いろんな味が入っているお皿と、ロシアンルーレット用(4つのうち1つだけ激辛ソース入り)のお皿を用意し、中華スープと前者のみを食卓に置く。

お「お、揚げ餃子?僕好きなんだよね〜」
弟「スープもいい匂い!」

2人は喜んでくれてるみたい。

「普通の餃子以外の味も色々あるので楽しんで食べてくださいね!」
兄「ピザ味は?」
「ふふ、もちろん用意してます」

そう言うと兄者さんは嬉しそうに笑った。

「「「「いただきます」」」」

うん、我ながらいい出来。美味しく出来て良かった!

弟「うめー、これじゃがバタ?」
兄「あ、ピザあったピザ!」
お「中身わかんないから余計楽しいね!」

3人は想像以上ににこにこしながら食べてくれて、こっちまで嬉しくなる。他人のためにご飯を作ったの、いつぶりだろう?

私はお皿の中がほとんど無くなったのを確認し、私は用意していたもうひとつのお皿を持ってきた。

「じゃーん、ロシアンルーレットです!」
「「「おぉ…!」」

3人は興味津々のご様子。
じゃんけんでおついち先輩→私→兄者さん→弟者の順番で食べるものを決め、同時に食べる。

「「「「………」」」」
弟「かっらぁぁぁぁぁい!!」

運が悪かったのは弟者。「うわー、俺引きそうー」とか選ぶ前に言っていて、見事にフラグ回収してしまったのだ。
4人で大笑いし、楽しいランチタイムは終了となった。

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後片付けはおついち先輩がやると言って譲らないのでお任せし、私は兄弟とお話することに。

「弟者大丈夫?水持ってこよっか?」
弟「けほ…大丈夫大丈夫。それよりA、明日暇?」
「え?うん、まあ暇だけど」
弟「じゃあ水族館行かね?」
兄「あ?」

弟者がそう言うと、兄者さんが不機嫌そうな声を漏らした。

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スネゾカペ - 完結((´;ω;`))とってもいいお話でした...!苺さんの新作まってます(書ける時間があればの話ですが...) (2018年8月7日 9時) (レス) id: 0af73918fb (このIDを非表示/違反報告)
苺。(プロフ) - スネゾカペさん» ありがとうございます( ´ω` )/本編は終わりましたが、また別のお話でもよろしくお願い致します! (2018年8月7日 1時) (レス) id: bced30bcc8 (このIDを非表示/違反報告)
スネゾカペ - 更新楽しみにしてます(^ ^) (2018年8月6日 1時) (レス) id: 0af73918fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:苺。 | 作成日時:2018年7月9日 8時

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