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兄者さんがご飯に誘ってくれたため、私はルンルンでデスクに戻った。
お「おかえりAちゃん、ありがとね…あれ？なんか嬉しそうだね」
「えへへ、実は兄者さんにご飯に誘ってもらって」
お「それは良かった！兄者もやるぅ」
おついち先輩はかなり忙しそうだったけど、昼休憩では兄者さんと弟者のことを色々と話してくれた。
午後はいつもよりハイペースで仕事をこなし、約束の時間まで余裕が持てるようになった。片付けをしていると先輩が疲れた顔で「楽しんでおいで」と言ってくれた。先輩はまだ残らないといけないらしい。
おついち先輩のおかげで兄者さんとご飯に行けるようなものだし…と、私は自販機まで走り、先輩の好きなコーヒーを買って戻った。
「先輩、無理しないでくださいね！」
そう言ってコーヒーを渡すと
お「んーー！おついちさん頑張っちゃう！」
と言って笑ってくれた。
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私が会社を出た時には兄者さんは既に来ていて、私に気がつくと軽く手を挙げた。
「お待たせしてすみません」
兄「そんな待ってねえよ。それより店、イタリアンでいいか？」
「はい、もちろん！」
そういえば兄者さんは昔からピザが好きだったっけ。そんなことを思い出しながら、久しぶりに兄者さんの隣を歩いた。
兄「ここ。予約してるからすぐ入れるはず」
兄者さんが立ち止まったのはお洒落なレストラン。ウェイターさんに名前を告げて案内されていく兄者さんを後ろから追いかける。
ウ「それでは、ごゆっくり。」
ウェイターさんは丁寧に頭を下げて戻って行った。
私は何にしようかな、とメニューを開いた。
「？！」
兄「ん？どうした」
そこには私の想定していない値段が。いつものイタリアンの2,3倍はするような…？あれ、イタリアンって安いものじゃ…？
兄「ああ、値段は気にすんな。俺が払うし」
「いや、そんなの悪いですよ！自分で払えます…！」
兄「いーから、俺が払いてぇの。Aは好きな物食ってくれ」
そう言われると言い返せない。ここは素直に甘えさせてもらうことにした。
私は気になった季節のパスタを、兄者さんはパスタと大好物のピザを。そして
兄「ワイン1杯くらいならいけるか？」
そう言われて頷くと「じゃあ白ワイン2つ」と頼んでくれた。
料理を待つ間は仕事のことや実況のことなどを兄者さんが話してくれた。
土曜日に実況のことを聞いてから3人の動画を見始め、すぐにハマったと言うと、照れたように笑いながら「ありがとな」と言ってくれた。
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スネゾカペ - 完結((´；ω；｀))とってもいいお話でした...！苺さんの新作まってます(書ける時間があればの話ですが...) (2018年8月7日 9時) (
レス) id: 0af73918fb (このIDを非表示/違反報告)
苺。(プロフ) - スネゾカペさん» ありがとうございます( ´ω` )/本編は終わりましたが、また別のお話でもよろしくお願い致します！ (2018年8月7日 1時) (レス) id: bced30bcc8 (このIDを非表示/違反報告)
スネゾカペ - 更新楽しみにしてます(^ ^) (2018年8月6日 1時) (レス) id: 0af73918fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺。 | 作成日時：2018年7月9日 8時
