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[おついちside]

今日は火曜日。昨日はRadioの収録後ゲームをして兄弟の家に泊まっていた。彼らの家は会社から近いから夜に3人分のお弁当を作っておけば朝ゆっくりできるのよ。ただ今日はゆっくりしていたせいで弟者くんから頼み事をされてしまった。

弟「おついちさんごめん!兄者お弁当忘れてっちゃったから、時間あったら届けてくれない?」

全く兄者ったら、僕が作ったお弁当忘れてっちゃうなんて!緒継美ショック!!…なんてのは冗談で。まあ兄者の会社はうちの会社からそんな離れてないから持ってくのはいいんだけどさ。

お「もう、しょうがないなあ…でも僕今日午前中ちょっと忙しいんだよねえ。…あ、そうだ!Aちゃんに届けてもらうなんてどう?」
弟「おついちさんナイスアイディア!お願いできる?」
お「もちろん。兄者の反応が楽しみだね」

2人でゲス顔を見合わせ、ひと笑いしてから家を出た。

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お「ん?」

出社して僕のデスクを見ると、そこには見覚えのない封筒が。開けてみるとそこには僕とAちゃんが楽しそうにご飯を食べている写真。裏には『俺のAに近づくな』と書かれている。

お「あちゃー、社員の誰かに恨まれちゃったか…Aちゃんには兄者しか見えてないよ、残念だったね」

僕はそう呟くと封筒を鞄に隠し、お弁当の件も含め兄者に連絡を入れた。

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それから10分くらいしてAが出社してきた。

「おはようございます!」
お「おはよ、Aちゃーん。早速で申し訳ないんだけど、ちょっと頼まれてくれない?」
「?…いいですよ」

僕はAちゃんに兄者のお弁当のことを話した。

お「兄者には11:00にビルの前で待っててって言ってあるから、××ビルに届けてもらえる?僕午前中忙しくて…Aちゃんが抜ける許可は貰っておくし」
「わかりました…!スーツ姿の兄者さん、初めて見ます…」

もう、Aちゃんったら顔真っ赤にしちゃってカワイー!

お「じゃ、よろしくね!」

そう言って僕はAちゃんにお弁当を渡した。

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スネゾカペ - 完結((´;ω;`))とってもいいお話でした...!苺さんの新作まってます(書ける時間があればの話ですが...) (2018年8月7日 9時) (レス) id: 0af73918fb (このIDを非表示/違反報告)
苺。(プロフ) - スネゾカペさん» ありがとうございます( ´ω` )/本編は終わりましたが、また別のお話でもよろしくお願い致します! (2018年8月7日 1時) (レス) id: bced30bcc8 (このIDを非表示/違反報告)
スネゾカペ - 更新楽しみにしてます(^ ^) (2018年8月6日 1時) (レス) id: 0af73918fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:苺。 | 作成日時:2018年7月9日 8時

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