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おついち先輩が作ってくれた夜ご飯は予想通りとても美味しかった。毎日のようにこんなご飯を食べている2人が羨ましい…
そう思いながら私は帰る準備を始めた。
3人は実は有名なゲーム実況者というものらしく、私が帰ったら撮影をするのだそうだ。
洗面所を借りて、先輩が洗ってくれていた私のスーツに着替え、弟者に借りたパーカーは洗って返す、と言って持って帰る用の紙袋を借りた。
弟「そんな気遣わなくてもいいのに。」
「いいの、いっぱいお世話になったんだからそれくらいさせて？」
弟「まあ、またAに会う口実ができるからいいけどな」
弟者は笑いながら私の頭を撫でる。
「じゃあ私はそろそろ…」
弟「ああ、送ってくよ」
「大丈夫だよ、そんな離れてないし…」
お「ダーメ、Aちゃん女の子なんだから。もうこんな時間だし、僕が買い出しついでに送ってくよ弟者くん」
弟「あ、そだね。じゃあおついちさんにお願いしよっか」
結局先輩に送ってもらうことになり、「行こっか」と手を引かれると後ろから兄者さん声がした。
兄「待って、俺も買いたいものあるし行く」
お「あら珍しい。ま、それなら兄者も早く来て。弟者くんは留守番よろしく〜」
弟「はーい、じゃあまたなA」
「うん、ほんとありがとね弟者。お邪魔しました！」
兄弟宅を出ると、私たちはおついち先輩の車に乗り込んだ。
お「Aちゃん、楽しかった？」
「もちろんです！3人が知り合いで、しかも有名人だったのはびっくりでしたけど…」
お「まあ、そうだよねえ。あ、会社ではそのこと内緒でお願いね！バレると色々大変だし」
「もちろんです。それに、先輩がこれ以上人気でちゃうと仕事できなくなっちゃいますしね」
お「僕も落ち着いて仕事したいんだけど…あ、兄者も職場で人気あるんでしょ？」
黙って私の隣で窓の外を眺めていた兄者さんがチラリとおついち先輩を見る。
兄「ん、まあ。誘いは全部断ってるけどな」
お「ふふ、兄者らしいね。まあ僕もAちゃん以外の女の子とはご飯とか行かないけどね」
私は少しホッとした。そりゃ兄者さんがモテるのは当たり前だ。こんなかっこいいんだから…そんなことはわかってた。
でも、断っているのなら、私にも少しは希望がある…かも？
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スネゾカペ - 完結((´；ω；｀))とってもいいお話でした...！苺さんの新作まってます(書ける時間があればの話ですが...) (2018年8月7日 9時) (
レス) id: 0af73918fb (このIDを非表示/違反報告)
苺。(プロフ) - スネゾカペさん» ありがとうございます( ´ω` )/本編は終わりましたが、また別のお話でもよろしくお願い致します！ (2018年8月7日 1時) (レス) id: bced30bcc8 (このIDを非表示/違反報告)
スネゾカペ - 更新楽しみにしてます(^ ^) (2018年8月6日 1時) (レス) id: 0af73918fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺。 | 作成日時：2018年7月9日 8時
