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主人公…白井 A (27)
弟者の高校時代の同級生でおついちの会社の後輩。初恋の相手は兄者で、今でもずっと引きずっている。
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今日はずっと楽しみにしていた日。
お「Aちゃん、今日はなんだかご機嫌だね〜、何かいいことでもあったの？」
入社してからずっとお世話になっているおついち先輩が、隣のデスクでサンドイッチを頬張りながら聞いてくる。
今は昼休憩の時間。他の人たちはほとんど外に食べに行ったり社食で食べたりしているが、先輩と私はいつもお弁当を作ってくるため、自分たちのデスクで一緒に食べているのだ。
「え、そんなにご機嫌でした？」
お「うん！なんか楽しそうだよ」
にっこり微笑みながら私にそう言うおついち先輩は、アラフォーとは思えないほど爽やかでかっこよく優しいため、部署問わず社内全体に多くのファンがいる人気っぷりである。
「実は今日、仕事の後にちょっとした高校の同窓会があるんです！成人式はみんなバラバラだったので、久しぶりに友人達に会えるのが楽しみで…」
お「なるほどね。定時までに仕事終わりそうになければ言ってよ、僕も手伝うからさ。」
そう言うと先輩はまたサンドイッチにかぶりついた。
「大丈夫ですよ、今日のために今週は早め早めに作業してたので…って先輩ほんと女子力高いですよね、いいお母さんになりそう。」
私はバスケットに入ったいろどり豊かなサンドイッチを見て言う。
お「まあ、とある野郎共の母みたいなことしてるからねえ…面倒見てる間に料理うまくなっちゃったよ。」
呆れた、でも少し嬉しそうな顔の先輩を見るとなんだかほっこりした。
よし、午後も頑張ろう。終わったら久しぶりにあいつに会える。
ふふ、と笑いをもらしながら私はお弁当を片付けた。
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「お疲れさまでした！お先に失礼します。」
定時になったのを確認し、私は職場を後にした。急いで駅に向かい電車に乗り込む。
ああ、集合場所までの移動時間さえもどかしい。
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スネゾカペ - 完結((´；ω；｀))とってもいいお話でした...！苺さんの新作まってます(書ける時間があればの話ですが...) (2018年8月7日 9時) (
レス) id: 0af73918fb (このIDを非表示/違反報告)
苺。(プロフ) - スネゾカペさん» ありがとうございます( ´ω` )/本編は終わりましたが、また別のお話でもよろしくお願い致します！ (2018年8月7日 1時) (レス) id: bced30bcc8 (このIDを非表示/違反報告)
スネゾカペ - 更新楽しみにしてます(^ ^) (2018年8月6日 1時) (レス) id: 0af73918fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺。 | 作成日時：2018年7月9日 8時
