小さな2人の日常。

お昼寝。 ページ34

Ryosuke side

特に何もすることもなく、
2人でのんびり過ごすお昼過ぎ。


知「退屈だねぇ。」


山「そうだねー。」


こうやって侑李とゆったり話す時間も
幸せなんだけど。


知「なんか眠くなってきた…。」


自然に俺の膝に頭をのせる侑李。


山「寝るの？」


知「んー…。」


楽しかったおしゃべりも終わりかぁ。

ちょっと残念。


山「侑李？」


知「・・・。」


返事はなくなり、代わりに規則正しい寝息が
聞こえてくる。


スヤスヤ眠る侑李は、
やっぱりどうしようもなく可愛くて。


そういえば、いつかのデートのときも、
侑李、寝ちゃってたな。


あの頃はまだ一緒に住んでなかったっけ…。

ついこないだのことなんだろうけど、
なんだか懐かしい。


俺がそんなことを考えてるとも知らず、
可愛い寝顔を見せてくれる侑李。







あー、やっぱ好きだなぁ。









これからも、その寝顔、見せてね？

立場逆転。→←宣伝。 作者より

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