猛毒*21* ページ22
下手したら、向こうの船が壊れてしまうかもしれない。
でもやらないと私達の船に被害が出る。
幾ら硬いからって、空から降ってくる船をぶつける訳にはいかない。
キャプテンの大事な人が造った大事な私達の船だ。怪我なんてさせたくない。
『
肩に担いだドデカい大砲から放たれた目に見えない空気の弾丸は、
ポーラータング号と降ってきた船の間に壁を作り軌道をずらす。
目論見通り向こうの船体は少し傾き、ギリギリではあるがポーラータング号にかすり傷一つも付けることなく着水した。
その際水飛沫を大量に浴びてしまった為、全身から力が抜けて甲板に倒れ込む。
「わー！！Aー！！」
慌てて駆け寄って来てくれるベポ。
まさか、2日連続で海水を浴びることになるなんて...ついてない。
「ごめん、おれ、なんも出来なくてー！！ありがとうAー！！」
『う、うん...ベポ、怪我してない？』
「おれは大丈夫だよ...タオル持ってくるからここで待ってて！！」
その辺にあった樽を椅子替わりにし、ベポは船内へ消える。
私はすぐ横の手摺を撫で、船に怪我が無くてよかったと安堵した。
『にしても...空から降ってくるなんて一体どこの船......よ』
ポーラータング号の目の前に佇む、少し大きい船。
その船に、私は見覚えしか無かった。
『あの船首のライオンは...！』
「あ！おーい！！お前ー！！」
『！？』
聞き覚えのありすぎる声。そしてこれまた見覚えしかない麦わら帽子が
ライオン船の手摺から身を乗り出してこちらを見ていた。
「お前アレだろ！トラ男んとこの！！えーっと、えーっとぉ...？」
「...！剣聖...！」
「んあ？ちげーよゾロ！アイツそんな名前じゃなかったぞ！！確か...えっとー？」
「Aよ、ルフィ。"白夜のA"！」
「あー！そうだった！Aだ！！久っしぶりだなぁー！！」
その他にも...緑髪の剣士さんに、ナイスバディの航海士さん。
『麦わらの、一味さん...』
何で、空から落ちてくるんだ...！！！
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マニ。(プロフ) - 凛月さん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています💖 (1月21日 20時) (
レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
凛月(プロフ) - こゆき｡さん» ありがとうございます！何とか右ストレートに近い、それっぽい名前を試行錯誤しました笑。 (2023年2月22日 7時) (レス) id: 80b1d18970 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき｡(プロフ) - 右パンチ最高すぎますwwww (2023年2月22日 6時) (レス) @page9 id: 80f0ed928f (このIDを非表示/違反報告)
凛月(プロフ) - のら猫さん» コメントと回答ありがとうございます！そう言っていただけると大変モチベーションに繋がります！！！嬉しいです！！これからも良い話をお届け出来るように精進します！！今後ともよろしくお願いします！！ (2023年2月13日 2時) (レス) id: 80b1d18970 (このIDを非表示/違反報告)
のら猫(プロフ) - コメント失礼します！ローさん、推しの１人でしてでろ甘な話し大好物です(笑)素敵な作品をありがとうございます！フラグモノも自分はバッチこいです！！続き楽しみにしてます！頑張って下さい！！ (2023年2月13日 2時) (レス) @page43 id: 2e9263cb32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛月
x他1人 | 作成日時：2023年2月4日 6時
