猛毒*2* ページ3
違和感を感じ始めたのはそれから3日後。
キャプテンの誕生日を皆で祝った翌日からだった。
「A」
『はい、キャプテン......っ！？』
キャプテンに後ろから声を掛けられたと思えば、するっとお腹に腕が回される。
そこまでは今までも何度かあって気にする事は無かったけど
私が驚いて声も出せなくなったのはその後。
耳元に感じた柔らかい感触と、やけに大きく聞こえたリップ音。
何が起きたのか全然理解出来なくてぱちぱちと瞬きを繰り返すだけの私。
そんな反応を面白がったのか、腕の力を少し強めて今度は首元に顔を寄せたキャプテン。
生暖かい吐息が首筋に触れた瞬間、私は反射的にキャプテンからの腕を振りほどき距離を取った。
両腕に抱えていた荷物をしわが付くほどぎゅっ、と抱き締め必死に脳を回転させる。
私今...何された...？
耳、え、今...キャプテン...え！？
キャプテンに背を向けて混乱していると、
今度は追い越し様に耳元で囁かれた。
「可愛いな」
と。
そこでいよいよキャパオーバーを迎えた私。
抱えていた荷物を落としてしまい、その大きな音を聞き付けてきたシャチに凄く心配された。
な、な...。
『何があったの、キャプテン...』
「？キャプテンがどうかしたか？」
『...ねぇシャチ、キャプテン熱あるのかも』
「......いや、元気だと思うけど」
さっき敵戦バラしてたし、と言うシャチ。
じゃあストレスでも溜まってたんだな、と自己完結させてその場は終結。
耳にキスを落とすなんてあのキャプテンが素面でする筈がないと。
それが間違いであった事はそのまた翌日に判明したのだった。
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マニ。(プロフ) - 凛月さん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています💖 (1月21日 20時) (
レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
凛月(プロフ) - こゆき｡さん» ありがとうございます！何とか右ストレートに近い、それっぽい名前を試行錯誤しました笑。 (2023年2月22日 7時) (レス) id: 80b1d18970 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき｡(プロフ) - 右パンチ最高すぎますwwww (2023年2月22日 6時) (レス) @page9 id: 80f0ed928f (このIDを非表示/違反報告)
凛月(プロフ) - のら猫さん» コメントと回答ありがとうございます！そう言っていただけると大変モチベーションに繋がります！！！嬉しいです！！これからも良い話をお届け出来るように精進します！！今後ともよろしくお願いします！！ (2023年2月13日 2時) (レス) id: 80b1d18970 (このIDを非表示/違反報告)
のら猫(プロフ) - コメント失礼します！ローさん、推しの１人でしてでろ甘な話し大好物です(笑)素敵な作品をありがとうございます！フラグモノも自分はバッチこいです！！続き楽しみにしてます！頑張って下さい！！ (2023年2月13日 2時) (レス) @page43 id: 2e9263cb32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛月
x他1人 | 作成日時：2023年2月4日 6時
