一般人のはずなんです 。 ( 降谷零 )

一般人 。22 ページ24

「 つ 、疲れた ...。 」


園子ちゃんたちと一緒にドレスを選びに 、デパートに来ている 。 まぁ 、 いかにもお金持ちさん達が来るような 、お店だらけで 、私値段見るの怖いよ ..。


園子ちゃん達が 、私のドレスを選んでくれている 。
私は 、近くのソファに座っている 。 どういうドレスになるんだろうなぁ ..。 赤 ? 青 ? 黒とか ??


「 う 〜 ん 。」

「 ねぇ 、 ちょっと 。 」

想像を膨らませていると 、 声をかけられた 。
金髪の長い髪で 、 スタイルのいい女性が立っていた 。
き 、 綺麗 ..。
ふと 、安室さんを思い出したあと 、安室さんの車に落ちていた金髪の長い髪を思い出す 。


「 あ 、 はい ! なんですか ?」

「 このブランドに行きたいんだけど 、何処にあるかわかるかしら ?」

「 どれどれ ..。」

このデパートの案内地図を見る 。ここの建物大きいし 、迷うよね ..。

「 ああ 、 これは 、3階の左から 2 番目のお店ですね ..。 」

でも 、迷ったら大変だし ..。

「 もし良かったら 、案内しますよ !! 」

「 ほんと ? 助かるわ 。」

。
。

「 わざわざ 、ありがとう 。」

「 いえいえ !! 」

「 ..、 少し見ていかない ? 」

「 へ ? 」

「 1人だと心細いわ ..。」

と言ってきたので 、私は金髪の美女さんと一緒にそのブランドを見た 。 どうやら 、美女さんの名前は 、 ベル さんらしい 。 本当はもうちょっと長いと言ってたけれど 、そう呼んでと言っていた 。


「 ...、 わ 、 綺麗 。」

私が目に付いたのは 、銀色をベージュとしたネックレス 。 天使のような翼がついていて 、そこには 青い宝石が埋め込まれていた 。 サファイヤ かな ..、?


「 ...。 Aもういいわ 、ちょと 、外で待ってて 。」

「 え ? はい ..。」


しばらくすると 、ベルさんが来た 。すると 、私の方へ来ると 、何かを箱から出す 。

「 はい 、私からのプレゼントよ 。ちょっとしたお礼 。」

「 こ 、これ 、 さっきのネックレスじゃ ..。 だめですよ !! 」

「 いいの 、じゃあ 、いつも ?このネックレスつけてちょうだい 。 それで十分よ 。 」

そういうと 、ベルさんは立ち去った 。 すると 、1度私の方を 振り返ると


「 そうそう 、ドレスは 、貴方には 、真っ白なドレスが似合うわよ 。goddess 」




と言って 、再び歩いていった 。


「 バーボン 、 あなた結構いい趣味してるわね 。」



立ち去る時 、ベルさんがそう言ってることを私は知らない 。

一般人 。 23→←一般人 。21

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す