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次は……あるクリーニング屋の前。

クリーニング……あ、ファイズか。

士「乾巧」

巧「うぉっ…なんだ門矢士か」

士「なんだとは何だ。まぁいい。
(説明中)って事でライダーの力を借りたいんだ。
頼まれてくれ」

巧「ショッカーが…」

巧は考える素振りを見せるが、すぐに顔をあげた。

巧「悪いけど、俺はクリーニング屋の手伝いがある。
用件はそれだけか?なら帰ってくれ」

真理「たっくん。行ったら?」

巧「真理……でも」

真理「でももだっても無いでしょ!乾巧は仮面ライダーファイズなんだよ?
こうしてる間にも人の夢が壊されてるかもしれない。たっくんは言ったよね。
”俺には夢がない。だが、夢を守ることはできる”って…
”俺は人間を守る”って!
迷ってる間にまた人が死ぬかもしれないんだよ…?
だったらどうするの!?乾巧!」

巧「っ!」

巧は真理ちゃんの言葉に心を打たれたようだった。

巧「わかった。やってやる。真理は草加達に声掛けといてくれ」

真理「任せて!」

士「行くぞ」

「真理ちゃんまたね!」

真理「うん!」

また黒いオーロラを通ったのだった。

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作者名:coco松 | 作成日時:2020年6月3日 16時

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