俺の天使。【A3!】【摂津万里】 (ページ8)

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天使が5人ページ8

至side

…結局あの後、3時間ほど惚気を聞いた。

まだ短い方だ。

1番長かった時は12時間ほど。

まじで半日惚気られたから。

あの日はまじで万里の事をぶっ殺したくなった。

俺の大事な有給を使いやがって…！

まぁ…満足してそのまま部屋に戻ったか談話室へ行ったのか

分からないけど、とりあえず今日も乗りきった。

待て。何か忘れてるような…。

あ～…先輩忘れてた。

千景「…茅ヶ崎。何があったか知らないが…
ここは俺の部屋でもあるんだ。せめて荷物置くか着替えるかさせてくれ」

至「サーセン…まじでサーセン」

画面の前の皆には優しい先輩に見えるかもしれないけど

実際目の前に居るのは笑顔だけど目が笑ってなくて

黒い笑顔で圧をかけてきてるから。

千景「分かったんなら良いけどな」

あれ？今日は優しめ？

いつもこの後、「今日の晩飯は数の子出してもらうか？」って

ニコッって効果音が付くんじゃね？って感じで恐ろしい事言われる。

万里といい先輩といいなんて運がいい…。

……待って。運良すぎて怖い。

ここでガチャ運全部使うとか嫌なんだけど。

いや、逆か？今なら乗ってるからSSR出る？

やろう。

アプリを開いてガチャ画面に。

至「SSRSSRSSRSSRSSRSSRSSR…」

……あークソ！ドブった！

やっぱり咲也に回してもらお。