106話~君と共に深層から~ ページ9
トレイ「ッリドル！！！！！！」
リドル「…ハッ！！」
エース「あっ目ェ開けた！！」
ユウ「良がっだぁぁぁ〜…！！！！」
ケイト「ハァ〜……マジ、もう起きなかったらどうしようって超焦った……」
トレイの声で、沈んでいた意識が一気に上がって目を覚ます
目の前には泣いているオンボロ寮のあの子と、何故かとても思い詰めた表情の皆が僕を覗き込んでいた
体が重くて、起こしたいけど言うことを聞かない
リドル「はぁ………はぁっ……僕は…一体……？」
クロウリー「良かった、正気を取り戻していますね」
トレイ「あとはAだけだな……今は何も考えなくて良い、寝てろ」
リドル「！そうだ、Aは？あの子はいったい……？」
トレイの言葉にハッとする
そうだ、確かAはエースを庇って……そこから記憶が無い…あの子が見当たらないのは何故だ？
デュース「……隣、見てください」
リドル「？………！A……」
貴方「………………」
言われた通り、痛む体に鞭打ってなんとかゆっくり横を見ると
固く目を瞑って僕の隣で横になっているAがいた
ただ、僕の片手を優しく握って
クロウリー「A君は貴方に飲み込まれてしまっていたんです……良かった、二人ともご無事で」
リドル「僕の……？」
デュース「寮長が暴走してしまってすぐ、寮長がAを捕まえて……背後にいたバケモノみたいなやつに取り込ませたんです
浄化した後も、何故かまだAが目を覚まさなくて……」
トレイ「外傷は無いみたいなんだが……」
リドル「…………A……君は…本当に…ッ」
優しすぎる君は、僕を避けることも出来たように
態と来てくれたのか……態と、僕に声が届く所まで
また、僕に寄り添ってくれた……
覚えてるんだ…夢の中での事、全部
A、温かい君のその手
僕は大好きだよ
だからお願い……早く目を覚ましておくれ…
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夜 - とても面白くていつも続きを楽しみにしてます。更新頑張ってください！ (6月15日 17時) (
レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 初コメ失礼します！私男主の愛され大好物なので嬉しいです！ツイステのキャラ全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (5月20日 13時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
とまとじゅうす - 読んでいてとても楽しいです！更新楽しみにしています！ (2023年4月14日 20時) (レス) @page34 id: a1abbce39e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：元薺(サイ)だった者
| 作成日時：2022年9月24日 16時
