【ツイステ】戦闘民族の革命家は学びたい２ (ページ3)

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51話~ヒヨコのトラウマ~ ページ3

数十分後

ユウリ「ただいまー！」

グリム「買ってきたんだゾー！」

デュース「……はぁ」

貴方「ユウ様！グリム様！デュース君……！」ｶﾞﾀｯ

　

少し休憩として座っていた椅子から勢いよく立ち上がり買い物袋をぶら下げて戻ってきた三人に駆け寄る

ついでに袋も回収しました

　

エース「遅かったじゃん、Aってばお前らが帰ってくるのめちゃくちゃ心配して待ってたんだぞ？」

ユウ「えっそうなの！？ご、ごめんねA君！僕達怪我もなく帰って来れたから大丈夫だよ！！」

　

怪我が無いか頬や腕など満遍なくチェックする

……その発言に偽りは無いようですね、デュース君も何やら様子が可笑しいですが外傷は見受けられませんし

グリム様はいつも通り元気でいらっしゃる
　

　

　

貴方「はぁ……お帰りなさいませ、ご無事で何よりです」

デュース「……A」

ｷﾞｭｳｯ

貴方「おっと……どうされましたか？デュース君」

ずっと下を向いて黙り込んでいたデュース君が突然私に抱き着いてきて思わず抱き締め返して頭を撫でる

おやおや……本当にどうしたんでしょう？買い物中に何かあったのは明白ですが………

　

エース(絵面だけ見たら完全に夫婦なんだよなぁ…)

トレイ「さ、とりあえずパパっと仕上げに上がるぞ〜」

ユウ「はーい！」

グリム「出来たてのマロンタルト早く食べたいんだゾ〜！！！」
　

エース(こっちはこっちで幼児と先生の図)

　

　

デュース「うぅ……ひよこ……」

貴方「あ……成程、大人の階段登ってしまいましたか……可哀想に、さぞショックでしたでしょう」

デュース「A……お前はこの気持ち分かってくれるのか？」

　

貴方「勿論ですよ、私も小さい頃六番目の兄様に初めてそれを聞かされた時一晩中泣きました……」

　

幼子の心は純粋なのになんて事を教えてくるんだ兄様方は…！軽く暫くトラウマでしたよ！！

デュース君はご家族に大切に育てられて純粋のまま大きくなられたのですね、だとしたら尚更心にくるでしょうに

トラウマにならなければ良いのですが……

　

　

トレイ「A、すまないがまた手伝ってくれ」

貴方「承知しました、ほらデュース君も」

デュース「ぅぅ……あぁ、そうだな…」