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37話~モーラン族特有の体~ ページ38

 


貴方「?普通にこう…グッて……?」



ケイト「そーじゃないよ!!」



 




ガッと力強くダイヤモンド様に肩を掴まれて前後にゆらされる




あっ待ってちょ、視界が……




 



 

貴方「モーラン族に詳しいので既にご存知かと思っていましたが……その後様子だと存じていないようですね」




トレイ「何だ、今のユニーク魔法崩しも戦闘民族の部族の特徴の1つなのか?」





貴方「大まかに言ってしまえばそうですね」





 



信じられないような顔をするダイヤモンド様の手を肩から離して体勢を整える



食事中に突然揺らさないで貰いたいです、ほんとに





 


 

貴方「先程ダイヤモンド様が仰った様に私共モーラン族はユニーク魔法を絶対に有しません


何でしたらとある理由でモーラン族は魔力も皆微量で、その代わりに魔法士に負けない程の肉体を持っているのです


御先祖に一番近い血を持つ私の家は特にそれが顕著に出ていまして

 


 

そのお陰で原理は分かっていませんが姿形がハッキリしていたりする魔法はある程度素手で壊せたり効かなかったりします


抗体の様なものでもあるんでしょうか…??」




 

 

 


部族の中でもこれは未だにわかっていない、本当に原理が不明な現象なんです



一定の魔法が効かないのは本当に不思議でたまりません




 


 

トレイ「魔力と身体のギブアンドテイクのような感じか?」



貴方「恐らく、なので中にはこの世界で最も無に等しいのはモーラン族だと言う者がいるらしいです」




 




確かにこの世界は魔法を中心に動いていますからね



そんな中ほぼ無いにも等しい魔力、そしてそれを覆す程の体を持っている私達モーラン族は


ある意味、自然体に近い存在ですね





 




トレイ「ってことはお前はリドルのユニーク魔法は必然的に効かないって訳か」



貴方「そうなりますね」



ケイト「魔法士にとって魔法を封じられるのって首を失うのと同じくらい痛いからね〜

その点Aちゃんは問題ないわけだ!




ってな訳でAちゃんは置いといて、寮内ではリドル君のルールには逆らわない方が良いよ」




トレイ「逆にルールにさえ従っていればリドル寮長も怖くないって事だ」




エース「そういえばオレ、タルト買って帰らないとまたケイト先輩に追い出されるわけ?」



ケイト「そうだね〜ハートの女王の法律·第53条でそう決まってるからさ」

38話~部長直々に回収~→←36話~小さい阿鼻叫喚~



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そこらの本好き - すみません、ところどころ"モーアン"が''モーラン"とかわっています (2022年11月12日 13時) (レス) @page38 id: f462b3db22 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 面白い続きが気になる (2021年12月14日 8時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 更新楽しみに待っています応援してます。頑張ってください。 (2021年11月24日 23時) (レス) @page28 id: 9824e2f221 (このIDを非表示/違反報告)
mika(プロフ) - 続き楽しみにしてます!!! (2021年11月17日 17時) (レス) @page18 id: 4da161d36b (このIDを非表示/違反報告)
沙也加(プロフ) - いえ、訂正ありがとうございました! (2021年11月16日 18時) (レス) @page1 id: 20667333f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2021年11月14日 22時

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