10話~モーアンの呪い~ ページ11
デイヴィス·クルーウェルside
ガラッ
クルーウェル「子犬共!!今すぐ席に座り静かにするんだ!!」
「あっやべ!!先生来た!!」
「おい戻れ戻っ…ねぇ誰?今俺の足踏んだやつ」
「あっごめんわざと」
「後で覚えとけよ、とりあえず今は早く席に…!」
勢い良くドアを開けて教卓の横に立つ
俺が来たことで立ち上がってベチャクチャと喋っていたり子犬共は急ぎ足て慌てた様子でそれぞれ席に着いた
よし、これで新一年生共の初の授業を始めれる
…………の、前に
鞭を手に取り、見知った顔立ち……と言うよりも見知り過ぎた顔によく似た生徒、何かをほっぺたパンパンにして頬張ってるその生徒に顔を向ける
マイペースな所も、その顔立ちも良く似ている
………はぁ、やっぱり俺はモーアンの呪いにかかったのでは?
クルーウェル「……モーアン、A·モーアン」
貴方「………あっはい何でしょう?」モッシャモッシャ
クルーウェル「いや何でしょう?じゃないだろう
……何食べてるんだ?」
貴方「購買にあった限定巨大フランスパンです、二個目です美味しいです」
クルーウェル「Badboy!!A……お前は本当に兄に似てマイペースだな…教師を前にして平然と何かを食べる姿はまさに瓜二つだ
が、そのパンは没収する!!!HRの時間放課後に回すからもう授業始める予定なんだぞ!!」
ガシッ
貴方「え、ちょやめてください窃盗罪ですよ」
クルーウェル「不真面目なお前に言われたくない」
えっちょ、こいつやっぱりモーラン族なだけあってビクともしねぇ!!!
堂々と二個目という要らん情報をくれたフランスパンを食べ続けるAに近付きそのパンを鷲掴む
本来ならあとはこれを自分側に引っ張れば没収完了、なんだが
流石はクソば怪力部族の長の息子、末弟と言えど大の大人でガタイは俺の方が上だと言うのにビクともしない
デュース「ちょ、A…!早くそのフランスパン没収される前にしまえ…!!」
貴方「これは仕方ありませんよデュース君、モーランの宿命です」
クルーウェル「お前の兄から説明は聞いてるから妥協はしてやる
だがせめて今回はやめろ?初授業だぞ」
貴方「…仕方ありませんね」
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そこらの本好き - すみません、ところどころ"モーアン"が''モーラン"とかわっています (2022年11月12日 13時) (レス) @page38 id: f462b3db22 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 面白い続きが気になる (2021年12月14日 8時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 更新楽しみに待っています応援してます。頑張ってください。 (2021年11月24日 23時) (レス) @page28 id: 9824e2f221 (このIDを非表示/違反報告)
mika(プロフ) - 続き楽しみにしてます!!! (2021年11月17日 17時) (レス) @page18 id: 4da161d36b (このIDを非表示/違反報告)
沙也加(プロフ) - いえ、訂正ありがとうございました! (2021年11月16日 18時) (レス) @page1 id: 20667333f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2021年11月14日 22時