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『ありがとうございました。』
リカバリーガールに頭を下げて
保健室を出る
あの後轟と爆豪の戦いは爆豪の勝ちとなり
優勝は爆豪。
2位が轟。
3位が常闇と私であった
残念ながら私は怪我で表彰式に出れず
わざわざオールマイトが保健室へメダルをもってきてくださり。
今後の活躍に期待された
保健室を出て
向かったのは1-Aの教室
その理由というのが
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
『出久。どしたの呼び出して』
出｢！！…A！！
怪我はもう大丈夫なの？｣
『あぁ、まぁ無事では無いけど
大丈夫かな』
出｢そ、そっか！！｣
私は出久の元へと移動し
出久に背を向け合うように座る
教室がオレンジに澄んで
夕日が2人を照らす
出久は椅子の上で体育座りをして
膝に顔を埋めて下に俯く
私は普通に座り上を向く
しばらく経つと出久が膝から少し顔を出し
私を少し見ながら口を開いた
出｢まだ、かっちゃんの事…好きなの？｣
『うん。好きだよ。だけど
友達として…って感じかな、』
出｢そっか。す、好きな人は
居るの？｣
『えぇ〜。いないよ〜』
出｢そ、うなんだ…。｣
私がそう言うと出久は
私からフイッと顔を逸らし険しい顔をする
『あはは。何残念がってるのさ』
出｢い、いや…別に…。｣
『出久は居ないの…？
好きな人。』
出｢……居るよ。｣
『え…！？そなの！！
どんな子どんな子？』
私は驚いて
椅子から立ち上がり出久の目の前まで移動して
膝から目だけ出てる出久に目を合わす
出｢……すんごい可愛くて、強くて、なんかカッコよくて
でも、やっぱり女の子でさ…守ってあげたくなる
今日だって無理しないでって言っても無理しちゃって…。僕だって幼馴染なのに頼って欲しいしさ｣
『────え？』
出｢かっちゃんに振られてもなお
まだ諦めずに好き好き言ってさ
それだけ一途って事なんだろうけど｣
『ちょちょちょ、、！！！』
出｢小さい頃からずっーと好きだったんだけど
何せ勇気がないし…告白なんて出来ないまま
かっちゃんと付き合って、もう手遅れになっちゃった。｣
『出久、ちょ、っとまっ…！！！』
出｢僕の幼馴染に女の子って1人しか居ないでしょ？
ねぇ、A？｣
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ミラコ - 神作品！何回も読み直している者です！彼氏さん天国でも、ささくれさんの事見守っていると思います。辛いと思いますが真っ直ぐ前を向いて彼氏さんの分まで幸せに人生を送れるよう、心から願っております。これからも、ささくれさんの更新など応援しております！ (10月28日 23時) (
レス) @page41 id: 70229c7aa2 (このIDを非表示/違反報告)
破壊の伝導者(プロフ) - ささくれさん» 初めまして 悪の象徴で一本書きたい者です。よろしかったでしょうか？ (2020年12月3日 18時) (レス) id: f479ce3622 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon - ささくれさん,大切な人を亡くされて辛いと思いますがいつも応援しております。私も五年ほど前に事故で幼馴染を亡くしました。大切な元カレさんの分もしっかり生きて下さいね。元カレさんのご冥福をお祈り致します。 (2020年1月13日 15時) (レス) id: 5e8336fae3 (このIDを非表示/違反報告)
。。。。 。。。 - 貴方様の様に強くなりたいと勝手ながら思ってしまいました。これからも頑張ってください。応援しています、作者様に幸せが訪れることを切に願っています。 (2019年2月21日 19時) (レス) id: 6df44453a8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - あんまり無理しないでくださいね。 (2019年1月31日 17時) (レス) id: 90bbb80c15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ささくれ | 作成日時：2018年9月19日 21時
