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手越さんside
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Aちゃんを家に送った時
凄く泣きそうな顔をしていた。今にも涙が溢れそうな顔
なぜあの時あんなにも気まずい空気になったのだろう、全ては俺のせいだ。あの時になにか俺がAちゃんに言っていればこんなことにはならなかったのか。
頭の中が 後悔 でいっぱいになった。
_________ 別れてください。
この一文が重くて苦しい
恋ってこんなにも難しいものだったのだろうか。
次の日からAちゃんは明らかに俺のことを避けはじめた。
目すら合わせてもらえなくて、正直辛い
昔の俺だったら面倒くせぇで済んでたが今は違う。こんなにも好きになったのははじめてだし、心の底から愛してると言える子だから
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Aちゃんと目すら合わせないまま今日が終わった。
帰ろうと思いAちゃんを探してももう姿はなくて本当に嫌われたかもしれない。
ロビーを抜けて夜になって一層寒くなった外を歩いているとまたあいつが見えた
「また来たのかよ。」
" 当たり前じゃない。私まだ祐也諦めてないから "
あの後この女を説得しようとしたけどやっぱり無理だったみたいだ。
" 本当にあの女が好きなわけ? "
小馬鹿にしたように俺に問いかける
「そうだけど」
" 嘘でしょ、今まで散々女のこと取っ替え引っ替えしていた祐也が?私のあげたマフラーもまだ大事そうに使っているのに?"
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かりね(プロフ) - ていさん» ありがとうございます!嬉しいです!! (2019年1月14日 22時) (レス) id: a4d18b62d3 (このIDを非表示/違反報告)
てい - 楽しく読ませていただいております (2019年1月13日 23時) (レス) id: 70fd39881e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かりね | 作成日時:2018年12月26日 1時