難しい恋

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Aside




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時間が止まった









今まで考えていたことが真っ白になって手越さんで埋め尽くされる









なにも考えられない。手越さん以外









今までガチガチに力が入っていた身体とは真逆に力が抜けて骨抜きになりそう。









こんなことははじめてだ









声の出せない私は必死に手越さんに首を縦に振る









すると手越さんはふにゃっと笑って嬉しそうな顔をした








紙があれば私も好きだって何回も伝えられるのに…








今ペンも紙も持ってない私は手越さんに想いをどうしても伝えたくて手越さんの胸に飛び込む









すると手越さんは優しく受け止めてくれて抱きしめる力を強くした









でも2人の時間も長く続くわけもなく近くから誰かが歩いてくる音が聞こえる









とっさに私達は人目のつかないところに隠れた








その人が通り過ぎると2人で笑い合う









こうして私達の交際がスタートした








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