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戦闘体になる遊真を見て米屋先輩は
「うひょー、強そうじゃん。なあ秀次、こいつオレにサシでやらせてくれよ」
と言うが三輪先輩は
「ふざけるな、遊びじゃない。こいつは二人掛かりで確実に始末する」
と返す。
しかし遊真は
「"二人掛かり"……？おまえ、おもしろいウソつくね」
「……！」
と言い放つ。
そう、遊真の言う通り居るのは2人じゃ無い。
私もさっき確認したが、三輪隊のスナイパーが2人構えていた。
後多分だけどコレ迅も見てんな
その頃、ビルの上から覗いていた古寺は驚いていた。
「勘づかれた……！？ウソだ、この距離で……！？まさか月峰が……！？」
しかし、もう1人のスナイパーである奈良坂は冷静だった
《落ち着け章平。やつは一度もこちらを見ていない。感知を受けた反応もない。月峰の方も気づいてはいそうだがネイバーに伝えた様子もない。ハッタリでかまをかけてるだけだ。》
「へえー、やっぱただもんじゃないな。ここはひとつ、全員でじっくりかかるか」
と槍で不意打ちを仕掛けていく。
が、軽々避ける遊真。
「不意打ちが見え見えだよ」
「……と思うじゃん？」
「……？」
パクッ
「浅いな〜、いきなり首は欲ばりすぎたか〜。やっぱ狙うなら足からかな？」
そう、彼の言う通り遊真の首には切られた跡があった。
遊真は
「どういうしかけだ？」
と聞く。
そんな中修は
「(空閑が手傷を負った！？こんなの初めて見たぞ。A級のチームが相手じゃいくら空閑でも)」
と考え、迅に連絡を入れていた。
迅との電話を聞いていると、やはりこの近くで戦闘を見ているらしい。
そして、
「＿＿＿あいつは特別だからな」
遊真は特別らしい
続く (更新停止中)
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作者名：爆処 | 作成日時：2023年2月16日 0時
