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三輪隊が迫ってくる中、米屋先輩は
「さて、ネイバーはどいつだ？」
と聞いてくる。
三輪先輩が
「今そのトリガーを使っていたのはそっちの女だ」
と言うと、米屋先輩が
「初の人型ネイバーが女の子か〜、ちょっと殺る気削がれるな〜」
『お〜い、センパ〜イ。人を見た目で判断しちゃいけないって習わなかった？』
と言うが、三輪先輩には華麗にスルーされる。
酷いなぁと落ち込んでいると
「油断するなよ。どんな姿だろうとネイバーは人類の敵だ」
と言う。
でもなぁ、遊真優しいから自分で言っちゃいそう。
そう、遊真が千佳ちゃんを見捨てるわけないのだ。
予想通り、
「ちがうちがう、おれだよ、ネイバーは」
彼は自分からネイバーだと言った。
『な？言ったろ。先輩ら頭固いなぁ』
「月峰は黙れ。おまえがネイバーだと？間違いないだろうな？」
と聞く。
遊真が
「まちがいないよ」
と答えると、三輪先輩がいきなり遊真に向かって発砲する。
修が
「何してるんですか！！」
と叫ぶが、三輪先輩は
「ネイバーを名乗った以上、見逃すわけにはいかない。
ネイバーはすべて殺す。それがボーダーの務めだ
そもそも月峰。お前が何故そちらにいる。」
『えへへ〜、何ででしょうね〜』
と笑って返す。
遊真もシールドで銃撃を防いでいた。
「おいおい……おれがうっかり一般人だったらどうする気だ」
「あのさ、ボーダーに迅さんっているだろ？おれのこと訊いてみてくれない？いちおう知り合いなんだけど」
と言う遊真。修も
「そ、そうです。迅さんに訊いてもらえればわかるはずです。こいつが他のネイバーとはちがうって」
と言うが、三輪先輩は
「迅、だと？やっぱり一枚噛んでたか……裏切り者の玉狛支部が……！」
『えー、元々本部は玉狛だったんだけどな〜』
「"裏切り者……！？」
「退け三雲。俺たちは城戸司令の特命で動いている。これ以上邪魔をするようなら、実力で排除するぞ」
と言うと、修は
「退きません、ぼくは」
と言う。
が、遊真は
「さがってろオサム。こいつらが用があるのはおれだ」
「こいつらとは、おれ一人でやる」
そう言うと、遊真の服が黒の戦闘体になる
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作者名：爆処 | 作成日時：2023年2月16日 0時
