転生ヒロインは逆ハーを望んでなかったII (ページ6)

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ビンタ事件(笑)① 48話ページ6

なんかもう色々あってタケミっちを無理くり誘い、学校を出ようとした。
　
そう、出ようとした。

…忘れてたー！！！！

コレ、ヒナちゃんくるやつやん！！！

ほら、あの、ビンタの(語彙力喪失)

あんな、可愛い彼女に守ってもらえてオマエ幸せだな。

え？私はリア充なのかって？

聞くなよ非リアだゴラ(血涙)

私が騒いでいる間にビンタ事件(笑)は迫り、遂にヒナちゃんが来てしまった。

「ちょっと待って！！」

「あン？誰れだオマエ？」

「ごめんヒナ、今日立て込んででてさ」

まぁ、当の本人タケミっちはめっちゃ驚いてるけど。
いや当たり前か。

そして、ドラケン。見知らぬ女の子に圧かけんなや

まぁ、何はともあれヒナちゃんが来たからもうビンタが迫っている。

一様私は総長側近なので、万次郎は守るけども。守るけども！！正直なところ、女の子にビンタされる万次郎は見てみたい(最低)

え？本誌で見ただろって？
やだなお客さん、生の方が臨場感あるだろ？？
見てみたいだろ？？ね？？(圧)

そうこう言ってるうちに、

バチンッ！！！！

と、ものすごい音を立て、ビンタされる。
当然叩かれたのは万次郎ではなく私。

当たり前だ。私が万次郎を庇ったんだから

と言っても腕にうけたからジンジンするだけだけど。

「タケミチ君、行こう！」

「え？」

側から見たらマジでヤバい私達(笑)にも怖気ず、きっちり彼氏を守ったヒナちゃん。

カッコいいな。女のワイでも惚れてまうわ

取り敢えず私の腕にビンタをかまし、そのまま立ち去ろうとするヒナちゃん。

「こんな人たちの言いなりになっちゃ、ダメだよ。
ヒナが守ってあげる。」

「！ヒナ」

困惑していたタケミっちは彼女の腕が震えていることに気付く。

本当は怖かったろうに、彼氏の為に勇気を振り絞ったのだ。

「オイ…殺すぞガキ」

が、そんなことウチの副総長が許すはずもなく。
震えるヒナちゃんの腕を掴んだ。

いや、怒ってはいなかったぽいし許してはいんのか？？
いや意味不。

「東卍の幹部殴っておいてハイサヨナラ？ふざけんなよコラ」

「ふざけてるのはどっちですか？他校に勝手に入ってきて無理矢理連れ去るのは友達のする事じゃありません。

最近のタケミチ君ケガばっかり。

もしそれがアナタたちのせいなら私が許しません」

いや正論すぎて草。
一周回って笑えてくるわ

その後タケミっちも"その手を離せ"と男を見せ、"もう二度と譲れねぇモンがあんだよ"とカッコよく決めた。