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タケミっち 46話 ページ4
すると、万次郎は花垣くんのところに歩いた。
万次郎の圧に押されたのか、腰を抜かし尻餅をつく彼。
「オマエ名前は？」
「は…花垣武道」
突然の質問に驚きながら答えると
「…そっか…“タケミっち”」
「へ？」
「いい渾名、“タケミっち”」
「えっ？」
「マイキーが言うんだからそうだろ？
“タケミっち”」
『よろしくね、タケミっち♡』
「へっ！？」
なぜだかあだ名をつけられてた。
…オモロ
万次郎はタケミっちの後頭部を掴み顔を覗き込むと
「オマエ本当に中学生？」
と質問。
多分これはめっちゃ焦ってんだろうな
そう、彼は12年後からタイムリープしてきた26歳なんだから。
「タケミっち、今日から俺のダチ！！
なっ♡」
「……へ！？」
驚く暇もないほどに、衝撃発言を続ける万次郎。
タケミっちと話し合えると、キヨマサの方に歩いていく。
「オマエが喧嘩賭博の主催？」
とキヨマサに確認を取ると、一撃でキヨマサを沈めた。
容赦ない。自分にあれが向くと思うと、気が気じゃない。
結局万次郎は気を失ったキヨマサを殴り続け、そのまま解散となった。
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作者名：爆処 | 作成日時：2023年3月17日 0時
