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「＿＿＿＿＿」
その時思った
ああ＿＿＿＿＿
困らせてしまっているんだと
シャンクスは優しいから。私の事もウタの事も、どちらも大切にしてくれている
“平等”に愛そうとしてくれているんだと
そうだよね＿＿＿＿
子供の世話なんて大変にきまってる。ましてやウタはあんな性格
私が泣きついたらもっと手を焼く事になる＿＿＿＿
(そっか…ごめんねシャンクス……)
ギュッとシャンクスにもう一度しがみつくように抱きついた
(ごめんね…これからは＿＿＿)
これからは“手が掛からない子”になるよ＿＿＿＿＿
その日から私は“良い子”のフリをした
手が掛からない子になる為に、出来るだけ存在を薄くした
気付かなければ誰も気にかけない
気付かれなければ私を見ることは無い
…嫌だなぁ＿＿＿＿＿どうして
「メア〜！」
「なぁにウタ」
「これからシャンクスとショッピングするのよ！一緒に行こう！」
「………うん！」
そう言うとウタは私の腕を引いてシャンクスの元へ駆け出す
ショッピングなんて本当はあまり好きじゃない
だって着たい物が着れないもの。なぜなら＿＿＿＿＿
とある港に着いた
その島は人々の活気で賑わい、とても空気の良い素敵な所
ショッピングしたい！といの一番にウタが言い出した
私は行きたくないから自分の部屋に行こうとしたけれど、ウタに見つかってしまった
そして＿＿＿＿＿
「この服がいいかなー？」
服屋さんに入った途端、まるで自分はモデルと言わんばかりに服を沢山試着し始める
「おいおいウタ、ちゃんと着る物を選べよー？」
「分かってるわよー！」
シャンクスの忠告に対してむくっと頬を膨らませながら再び試着室の中へ戻って行った
(服か…)
「メア。お前も見てきて良いんだぞ？」
「え………」
シャンクスは私の目線に合うように屈みながら優しく話しかける
「でも…」
「ウタは気にするな。自分の好きな物を選んで持ってこい。な？」
優しく笑うと私の頭にポンと優しく手を置いた
「…う、うん」
シャンクスはああやって優しく言ってくれるけど…
私は“一応”オシャレ服の子供用コーナーの方へ向かう
どれも可愛いものばかりで全部ほしいな、なんて思ってしまう
(2着くらいなら…)
そんな淡い期待を持ちながら私は目に留まった洋服を選ぶ
一つはトップスが白いブラウスにフリルが着いたもの
それにチャコールグレーのプリーツスカートがセットになっている
もう1つは薄水色のフリルが付いたワンピース
その2点を手に取り、シャンクスの元へ戻る
だけど＿＿＿＿＿
続く (更新停止中)
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あ - うんうん (6月25日 0時) (
レス) @page6 id: 711e38ef56 (このIDを非表示/違反報告)
春千瑠 - 別の作品では“お姉ちゃん”こっちの作品では“妹”それぞれの立場での葛藤がかかれていてすごいです！どっちもサイコーです！ (2023年4月23日 18時) (レス) @page6 id: 6c259301f0 (このIDを非表示/違反報告)
さ々なら(プロフ) - 結依さん» こんばんは！更新と返信が遅くなってしまい申し訳ないです💦どちらも辛いことはきっとあるんですよね…妹だからや姉だから、兄だから弟だから、等…様々な葛藤はあるのかなと思いながらこの作品を書かせていただいております…コメントとご感想ありがとうございます！ (2023年4月21日 22時) (レス) id: 2837963d9b (このIDを非表示/違反報告)
さ々なら(プロフ) - マシロ＿mashiroさん» こんばんは!!更新と返信が遅くなってしまい申し訳ないです💦そうですね…どちらの立場も無い物ねだりだったり求めることがあるので、簡単には解決できない問題だろうなと思っています…コメントありがとうございます！✨ (2023年4月21日 22時) (レス) @page6 id: 2837963d9b (このIDを非表示/違反報告)
結依 - 姉でも「お姉ちゃんなんだから」って言われて妹でも「妹なんだから」って言われるのつらいんよなあ「あーあ私優しっ‼」って言えるメンタルでありたい。兄貴、いつもありがとう。感謝してるぜ。末っ子な私考えさせられるところもありました。これからも応援してます！ (2023年1月2日 17時) (レス) @page5 id: 546cca6b35 (このIDを非表示/違反報告)
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