番外編１.６ ページ30
Aside
大地さんから少し離れたところを歩いたまま、
スガさん達のところに到着。
菅原「A、さっきはごめんな…俺、大人気なかったべ！」
A「全然平気です」
菅原「おう、Aが思ったよりかっこよくて照れちゃったべ」
…スガさん可愛い。
いつもならそう思うはずなのに。
大地さんの言葉が頭から離れない。
菅原「…Aどうした？顔少し赤いべ？」
A「違いますから！気のせいです！帰りましょ！」
俺はなんの害もない旭さんをぐいぐい引っ張る。
なんか、少し前のスガさんみたいだ。
旭さんは戸惑ったように、俺とスガさんと大地さんを順番にキョロキョロ見る。
東峰「な、なんで俺？！」
A「旭さんといるのが1番今はいいんです！」
東峰「え、…っ」
もう、恥ずかしいんだよこっちは！！
そんなこんなで駅まで帰った。
大地さんとも普通に話して、
少し、目が合わせられなかった部分もあったけど、
なるべく頑張って、
なんとなく、お互い、さっき言ったことは無かったことにしよう、
って言ってるみたいだった。
俺もその方がありがたい。
あー、龍之介と夕がいなくてよかった。
ちょっと思った。ごめん。
A「お疲れ様でした。清水さん喜んでくれるといいですね！」
俺はそれだけ行って走って帰る。
三年生の声がする。
三年「「「A待て！！」」」
明らかに聞こえる。
鮮明に。はっきり。
でも、知らないふりして俺は走った。
家に着いた瞬間、
ベッドの毛布にくるまって、「うわぁぁ」と叫ぶ。
A「俺、明日からどうしよ…」
そう思った1日だった。
(追伸、結局忘れっぽいAは、昨日の大地さんの件をほぼ何事もなく過ごし、なかったことにされた)
ーーーーーーー
澤村「A行っちゃったな」
菅原「だな…。あーあ！今からAに告白しよーと思ってたのに」
東峰「え、スガも？」
菅原「スガも？って、え？！旭も！？」
東峰「う、うん」
菅原「ま、俺は今みんなについた嘘だべ！にひひっ」
東峰「え？！お、俺も嘘！」
澤村(俺は告ったのか？)
ー番外編完結ー
意外と長かった笑
次の更新は合宿編です！
お楽しみに！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 799人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆきな - 続き楽しみにしています！(*^^*) (5月7日 23時) (
レス) @page40 id: 89458836f3 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - 面白いです!応援してます！ (2022年1月17日 20時) (レス) @page40 id: 16ba6491e3 (このIDを非表示/違反報告)
黒坂 - あぁっ！大地さんかっこよすぎ！！ありがとうございます！！合宿編とても楽しみにしています！！ (2018年3月19日 22時) (レス) id: ef8107f661 (このIDを非表示/違反報告)
シベリアン - 最高。 (2018年3月17日 21時) (レス) id: 8012323f8a (このIDを非表示/違反報告)
まひまひ=イヴ - ううっ！大地さん！！イケメンすぎるううううう！！ありがとうございます！ありがとうございます！ (2018年3月17日 9時) (レス) id: 3dd76b4fff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：成瀬飛月 | 作成日時：2018年2月25日 23時
