【ハイキュー】烏野高校代表のイケメンは究極の人タラシだった件について【男主】

番外編１.１ ページ25

番外編〜烏野3年とデート〜

Aside


澤村「A。明日、買い出しに付き合ってくれ」


A「買い出し？あ、そろそろ包帯とかドリンクの粉とか無くなりそうですもんね！
あー、俺１人で買ってきますよ？」


先輩と一緒に行かなくても、俺が１人で行けばいいだけだし。

先輩にわざわざ行かせなくても、
後輩の俺が行けばいいだろう！


菅原「あー！違う違う！」


大地さんと話してたところに、いきなりスガさんが入り込んで来た。


菅原「A、ちょっと耳かせ」



スガさんはそう言って俺のジャージの袖をくいっ、と引っ張った。

俺は少し姿勢を斜め前に崩し、そのまま耳元にスガさんの顔が近づく。


菅原「清水に、いつもありがとうって言うプレゼントを3年から渡したいから、一緒に選んでほしいってわけ」


清水さんへのプレゼントを、
俺が？


ん？俺、男なんだけど。


澤村「ほら、西谷とか田中はうるさいだろ？それに、女心とかわかってなさそうだしさ」



まぁ、大地さんの言葉には納得いく。

あいつらを連れて行ったら余計なことがたくさん起きる。

プチパニックだよ、ほんと。



東峰「だから、女の子にモテモテなAがいいと思って」


なんか、そのモテモテキャラやめたいんだけどな…


ちろっ、とスガさんを見ると、
「そーゆーこと！」と言った後、にっ、と笑ってVサインを見せた。


なんかいたずらしたくなっちゃったんだけど。


やっぱさ、可愛い子見ると悪戯したくなるって人間の本能だと思うんだよ。俺はね。



A「そんなこと言って、俺と“デート”したいだけですよね？せーんぱいっ♪」


スガさんに向かってそう言うと、スガさんは「へ？」と言って、顔をぶわぁぁ、と赤くさせた。


わ、この人ほんとに先輩なの？

可愛すぎる気がするんですが←



澤村「おい、A。あんまり先輩をからかうな」


大地さんからありがたいお説教(？)を頂いて、

俺は少し不機嫌ながらも、「はーい」と返事をした。



そんなこんなで、明日、三年生＋俺で買い物に行くことになった。



この買い物が後に大波乱を呼ぶ。





……なんちゃって

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