人たらし２２ ページ24
Aside
片付けも終わって、
ミーティングも終わって。
明日が合宿だから、他の部活より早く帰るバレー部。
明日は、９時集合か。
ん、まぁ間に合うでしょ。
龍之介と夕は、バカやりすぎて鳥養さんにお説教されてる。
めんどくさかったから、少し先に行くことにした。
１人になって、さっきのことを思い出す。
A「…告白ね、」
男に好きって言われたのは、
初めてではなかった。
ただ今までで違うのは、
“モブ男「……一回だけ、抱いてよ」”
A「……っ、」
日向「A先輩、大丈夫ですか？」
いつのまにか翔陽が後ろにいた。
翔陽が不思議そうに俺の顔を覗き込む。
あ、かわい…
なんか、癒されるな…
日向「Aせんぱ」
…俺は翔陽の言葉を遮り、
ゆっくりと翔陽を抱きしめた。
日向「へ、ぁ…A、先輩…？」
A「…お前ほんと小さくてかわいいな！！！」
また、ぎゅぅ、と効果音がつくくらいに抱きしめた。
日向「わ、わっ…！」
お持ち帰りしてやろうかこのやろーっ！！
俺は翔陽の耳元に口を近づけ、
A「今日家、泊まってく？」
誰にも聞こえないくらいで囁いた。
日向「ふぇ？！」
翔陽の顔は見えないけど、耳まで真っ赤だ。
ほんと、かわいー奴。
俺が翔陽の首に触れようとした時、
澤村「Aー、日向苦しそうだからもう解放してやれ」
大地さんにそう言われて、肩をぽん、と叩かれた。
A「じゃあ、大地さんー」
澤村「ダメだ」
うわ、けち！
ま、いっか。
A「翔陽ごめんな？けど、ちゅーして欲しいならいつでもしてやるからなー♪」
日向「ぇ？！」
日向は顔を真っ赤にさせながら、俺を見る。
うん、からかうの楽しい←
A「じゃ、俺はここで。夕ー、龍之介ー、早く来い！」
俺はその場で夕と龍之介を待って、一緒に帰った。
合宿が楽しみだな、と笑いあって。
ーーーーーーー
日向(別に嫌じゃなかったんだけどなぁ…、って！俺何考えてんだ？！)
ーーーーーーー
次は合宿編なので、
キリがいいです！！！！？
なので、番外編を一気に載せます。
まだ書いてないんですが、3から5話くらいになると思います！
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ゆきな - 続き楽しみにしています！(*^^*) (5月7日 23時) (
レス) @page40 id: 89458836f3 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - 面白いです!応援してます！ (2022年1月17日 20時) (レス) @page40 id: 16ba6491e3 (このIDを非表示/違反報告)
黒坂 - あぁっ！大地さんかっこよすぎ！！ありがとうございます！！合宿編とても楽しみにしています！！ (2018年3月19日 22時) (レス) id: ef8107f661 (このIDを非表示/違反報告)
シベリアン - 最高。 (2018年3月17日 21時) (レス) id: 8012323f8a (このIDを非表示/違反報告)
まひまひ=イヴ - ううっ！大地さん！！イケメンすぎるううううう！！ありがとうございます！ありがとうございます！ (2018年3月17日 9時) (レス) id: 3dd76b4fff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：成瀬飛月 | 作成日時：2018年2月25日 23時
