飛花落葉 ページ10
角名side
主将「中間休憩ー！！！」
「Aはさ、なんで稲荷崎にきたの」
部活の休憩時間に聞く。純粋に聞きたかった。
孤爪「え…何となく」
「はぐらかさないでよ」
孤爪「兄さん」
「え？」
孤爪「兄さんや家族から離れたかった」
「仲悪いの」
孤爪「いや…なんか気まずい」
孤爪「幼い頃、兄さんは病弱だったから、俺は祖父母の家に預けられてたせいで、」
孤爪「久々に会うと緊張する」
「家族と会ってないの」
孤爪「いや、稲荷崎に行くための説得をするとき一度だけ」
「賛成だった？」
孤爪「反対されたよ。東京の学校行けって。傲慢も良いところだよね」
「わーお」
孤爪「兄さんが説得してくれたから良かったけど」
「なんて言ったの」
孤爪「今さらAの進路に口出しするのはおかしいんじゃない？って」
「ヒーローじゃん」
孤爪「俺にとってはヴィランだな」
「悪役かよｗ」
孤爪「あそこにはもう戻りたくないね。」
「そっから連れ出してくれたから？」
孤爪「そ。あの
「でもヒーローじゃないんだ」
孤爪「ヒーローって味方じゃん。それに比べてヴィランは敵じゃん」
「Aにとってはヴィランなわけね」
孤爪「ヴィランって悪事に手を貸すじゃん」
「稲荷崎に行くことが悪事ってこと？」
孤爪「ん。そういうこと」
「でも俺はAに出会えて嬉しいけど」
孤爪「お前…そういうことは好きな子に言えよ」
「だって嘘じゃないし？」
「俺、めっちゃ不安だったんだよ」
孤爪「入学式？」
「うん」
孤爪「倫が不安ねぇ」
「何」
孤爪「倫と初めてあったとき新手の詐欺師かと思った」
「嘘」
孤爪「本当」
「嘘」
孤爪「本当」
主将「中間休憩終了ーー！！！」
「嘘」
孤爪「本当」
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真宵(プロフ) - ＃宇宙さん» それはワケがあるんですよ〜！今回も読んでくれてありがとう！ (2月23日 19時) (
レス) id: a3797b0043 (このIDを非表示/違反報告)
真宵(プロフ) - 魔王ちゃんさん» 今回も読んでくれてありがとう！更新頑張るね！ (2月23日 19時) (レス) id: a3797b0043 (このIDを非表示/違反報告)
真宵(プロフ) - 朔弥さん» わわっ！ご指摘頂きありがとうございます！これからも引き続きよろしくお願いします！ (2月23日 19時) (レス) id: a3797b0043 (このIDを非表示/違反報告)
朔弥(プロフ) - クラスが、1組と2組でごちゃ混ぜになっちゃってますよー (2月22日 20時) (レス) @page5 id: 4b305821f2 (このIDを非表示/違反報告)
魔王ちゃん - テストの点いい点だと願っています。早く続きが見たいな〜 (2月22日 20時) (レス) @page11 id: cbc3534263 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真宵 | 作成日時：2024年1月2日 13時
